2004.3.13


 週末はどの生徒もファミリーと過ごし、グループでの活動はありません。しかし、ファミリーと

 どんな風に過ごしているのか取材をさせていただく機会ができましたので、今日はその様子と、

   ワイトモケイヴに行く途中で寄ったアンゴラウサギのファーム「シェアリング・シェッド」に

 ついてリポートします。

これが「アンゴラのセーター」の毛糸が取れる
アンゴラウサギです。
毛が長くふわふわです。
ここがニュージーランドで唯一
アンゴラウサギを飼っているところです。
ちょっとかわいそうですが、足を紐で引っ張って
毛刈り台の上に乗せられています。
こうしないとウサギがけがをしてしまうからです。
アンゴラウサギは毛刈りをしないと
体温が上がり過ぎて死んでしまいます。
羊の毛刈りに使うバリカンを使います。
オスは2ヶ月に一度、メスは3ヶ月に
一度刈ります。メスは毛刈りの48時
間後に生殖活動が盛んになります。

 マエロアのある生徒は日本からお茶を点てる道具をお土産に持ってきました。

 それを使って小さなお茶会を土曜日の午後に行いました。

日本でしっかり練習してきました。この見事な
茶筅さばき。
小さな妹たちは興味深々です。
彼の手元をじっと見つめています。
お父さんやお母さんにも飲んでもらい
ました。今度はお父さんが点てかたを
彼に習っています。

 小さなホストシスターやブラザーに囲まれて、ほころぶ彼の笑顔が印象的でした。取材に行った

 私にも子供たちは玄関で大歓迎、ハグをしてくれました。とっても素敵なホストファミリーです。

 次に取材に向かったのはマタマタ地区のある農場にステイしている生徒のところです。行けども

 行けどもファームランドが続き、たどり着くまで少々不安でした。番地を柵の上に見つけて入っ

   ていくと、cats, dogs, sheep, cows, chickens CROSSING と手作りの看板がありました。

今夜この女の子たちはテントの中で寝るそう
です。遠出をしなくてもこんな楽しみ方があ
るのがニュージーランド。生徒もとてもリラ
ックスしていました。テントは家のすぐ前に
張られているのです。
バギーに乗って牛を追いに行くのかな。
犬も彼女になついています。
後ろで遊んでいるのは彼女のホストシスター
です。不思議なもので彼女の雰囲気とNZの妹
たちの雰囲気がとても似ています。
これがマタマタの町です。ロードオブザリングの
ツアーバスがこの町に寄るそうです。WELCOME
TO HOBBITTON と看板にかかれています。

 どの家庭にも温かく受け入れてもらい、のびのびと2週間を過ごさせてもらっていることに

 とても感謝しています。しっかりやっている生徒たちを見て安心しました。