学内アート・プロジェクト

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中学棟空間作品


1996、3

この作品は、渋幕アートプロジェクトの一環として、中学棟の吹き抜け空間全体を演出す る目的で作りました。この空間のポイントとして、天窓から降り注ぐ自然光があります。 一年中通して差し込むこの光を、どうにか利用してデザインできないかと考えて、作品の 素材に透明カラーアクリル板を使って、陰による色彩操作をすることにしました。中学棟 ということで、ステンドガラスほど重くない色の陰により、まわりの色彩と呼応して明る く軽いキッチュな空間を作り出します。さらに空間の一角に、鏡面による光の反射効果を 利用した装置を設置し、床面に様々な動きのある魅力的な光を演出することにしました。
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本校第3期卒業
東京芸術大学修士課程空間デザイン専攻
坂尾栄一

平成8年(1996)9月1日改訂。