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二〇〇九年大学入試を
振り返って
進路部長 山崎 弘一
まずセンター試験の結果であ
るが、今年は昨年よりほとんど
の科目が難化したため、五 (六)
教科九〇〇点満点での全国平均
点は五七七点(駿台データ) と
昨年より約二〇点のマイナスと
なった。本校も昨年より約二一
点マイナスの七〇八点となり、
目標としていた八割以上の得点
率にはやや及ばなかった。
次に各大学の個別試験である
が、東大は昨年から後期試験が
理科Z類を除いて一本化に縮小
され、後期の募集人員は一〇〇
人となった。そのため今年も前
期に人数が集中し、本校でも現
役の出願者数は昨年より二一人
増えて八〇人となったが、合格
者数は一八人 (浪人と合わせる
と二七人) とやや厳しい入試に
なったようだ。ただ後期試験で
現役生が一名合格していること
は特筆すべきことである。彼は
発表日の翌日、朝一番で進路室
に報告に来てくれました。中学
校では卓球部、高校では高三の
四月までラグビー部で頑張り、
模試の成績が上がってきたので
夏ごろから東大を目指すことに
したそうです。前期試験で一点
差で不合格になってはいるが、
気負わず、無心に、向かって行
けたことが勝因だと言ってい
ます。
次に国公立大学で合格者(現・
浪) の多い順にみていくと、千
葉大学(二五)、筑波大学(一六)、
一橋大学(一〇)、東京農工大
学(八)と続く。
医学部をみてみると、国公立
大学に二六人、防衛医科大学校
八人、私立大学に三六人。この
数字はいづれも本校の過去最高
のものとなり、今後も医学部を
目指す生徒に拍車がかかりそう
だ。千葉大学には後期で現役二
人が合格しているが、この二人
は予備校や塾には全く通ってい
ず、学校の授業を信じてやって
きたと、こちらが嬉しくなるよ
うなことを話してくれた。
私大では早稲田大学、慶應大
学と続くが、現役だけでみると
早稲田が二〇人近く減って、そ
の分慶應が増え、今年は慶應の
人気が高かったようである。
東大にしろ、国公立医学部に
しろ、後期まで諦めず、受験す
るということが大事。「受験せず
して合格なし」ということです。
最後に、後輩のためにと氏名
を公表し掲示に協力してくれた
卒業生諸君に心より感謝します。
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