えんじゅ:258号
平成25年3月1日、高等学校28期生(中学校22期生)・全九クラス336人が本校を卒業する。
28期生は高校2年時からA・Gグループ混合クラスを実施した変革の2年目であり、先達の拓いた道をより確固たるものにしながら発展させてきた。
中学3年秋の大型台風や高校1年終わりの東日本大震災など、環境はかならずしも順風なだけとはいえなかったが、それでも誰も浮つくことなく、落ち着いた雰囲気を保って学校生活を送ってきた学年であった。
この渋谷幕張高校での3年間(6年間)、出会った人々が毎日の生活の中で様々な苦難を乗り越え、時に喜びを感じながら、互いに切磋琢磨しながら絆を深め合い、それぞれの目標に向かって一歩ずつ階段を上って行こうとしてきた。
この経験とこの学舎で得た友は、今日旅立つ皆にとって、今後の人生において、必ず掛けがえのない宝となるだろう。
最後に、副校長田村先生と松井先生。高等学校教頭小河先生。そして、6年間学年主任を務めた深村先生からの餞の言葉を載せよう。
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28期生の皆さん、ご卒業おめでとう。これから新しい場に進む皆さんに、幸せな未来が待っていることを願っている。卒業にあたり大きな目標や夢があると思うが、その道は恐らく平坦ではない。本校での6年間または3年間の経験を活かし、誇りを持ってその道を歩んで貰いたい。21世紀を生きていく者には、現状に甘んじることなく新しいことにチャレンジする資質が求められる。将来を見通す本物の見識と志を糧に勇気を持って対峙し、学習を怠ることなく広く世界に活動の場を自ら作り上げて貰いたい。これからの皆さんの前に広がる未来が、実り多きものとなるよう祈るとともに、自調自考の精神を身に付けた卒業生諸君の今後益々の活躍を期待する。
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卒業おめでとうございます。
皆さんがこれから生きる社会は新しい社会です。ですから、皆さんはいろいろと夢を持って高校を卒業していることでしょう。将来、研究者になってノーベル賞をとりたい、とか、宇宙船で宇宙から地球を見てみたいとか、夢は様々でも、各人が夢に向かって努力し、是非ともその実現を期待したいものです。
ところで、近頃、病院に行く事はありませんでしたか。怪我で外科へ行く事もありませんでしたか。と言うのも、高校卒業から大学時代は、体力・気力ともに充実する時期で、勉強に、サークル活動に夢中になる時期なのに、なぜか、気が乗らないとか、動きたくない時があるのも、この時期なのです。くれぐれも健康に留意して下さい。
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28期生のみなさん、卒業おめでとうございます。
4月から新しい環境での生活が始まります。立場に違いがあるかもしれませんが、「新たな気持ち」で最初の一歩を踏み出すことがとても大切です。まだ、未成年とはいえ君たちは18歳です。その言動に自己責任が伴います。他人のせいにしてはいけない年齢ということです。
これからの数年間は社会に出るまえの貴重な時間です。幅広い経験を積むことを通して、教養や人間性を高める努力を怠らないでください。短期間で身につけたものは、メッキのようにすぐ地が出てしまうからです。
社会に出る扉を開けることは、今の時代そう容易ではありません。質のよい地金にするために、最初の一歩を間違うことなく踏み出してください。
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第28期の336名の皆さん、卒業おめでとうございます。良くも悪くも、慣れ親しんだ渋谷幕張から、自己実現に向けた「自分探し」への旅立ちです。
君たちを祝福するように、雪を冠した富士が、澄んだ空気のなかに遠望できます。学年通信「富士を遠望す」発刊にあたって、タイトル命名の由来を書きました。「富士はこの国を代表するのに相応しい美しさである。世界に誇れる気品が漂う。これから自分の進路を切り開いていく君たちには、あの孤高の気高さを求めたい。活躍の舞台を世界に求めた後も、心の拠り所として富士を思い出してもらいたい。自分に恥じない人生を送るために。つまり富士は、君たちの目標であり、君たちの故郷であり、君たち自身でもある。」の思いは、今も変わりません。むしろ、今後の君たちに贈りたい言葉です。肩書きではなく、一人の人間として自分に誇れる存在となることを願います。それこそが自分探しの旅なのだと考えます。
「自調自考」の尊さを学び、旅立ちの準備は整いました。しかし、長い人生を考えると、順風満帆とばかりは行きません。時には逆風に晒されることもあるでしょう。「自調自考」は、そういうときこそ力となるはずです。
春風や闘志いだきて丘に立つ
高浜虚子が、一時離れていた俳壇に復帰したときの作です。「さあ、私の出番だ」と高ぶる思いを抱いて一人丘に立つ。柔らかな春風が、自分の闘志を讃えるように吹いている。虚子にはどんな景色が見えているのでしょう。風は春一番でもいい。心に秘めた思いの強さが感じられます。私にとってこの句は、思うようにことが進まず、弱気になったとき、自分を奮い立たせるために復誦する一句です。
未知なる旅へ巣立つ君たちに、幸多からんことを切に願います。
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《校内賞》
●理事長賞 張
●特別賞
(模擬国連) 関根
(模擬国連) 林
(留学生)
チアゴ・ヘンリケ・ダ・シルバ
(6ヶ年皆勤賞)
峰松 植草 坂口 瀬 五位渕 鈴木 持尾 佐藤
辰井 藤井 田中 中山 笠井 假屋 西堀 篠崎
●3ヶ年皆勤賞
相川 藤樫 藤原 松浦 池田 持田 武山 橋本
金子 角田 三浦 椎名 吉野 石川 山本 岩木
菅野 世田 山岸 長谷川
●年度功労賞
山本 菊嶋 坂本 関根 金子 北折 小林 田
橋 吉野 清水 服部 古山 池澤 田中 山岸
居關 林 石原 長谷川 吉岡
●自調自考優秀作品賞
(最優秀賞) 藤樫 原
(優秀賞) 峰松 阿部 野見山 大野 茂木 持尾
清水 林 郷 獅々堀 佐々木
●1ヶ年皆勤賞
鈴木 野平 東山 吉住 石川 寺田 中村 南
野島 堀 今村 菊嶋 大越 坂本 白勢 大西
斉藤 大窪 鍵和田 関根 高橋 野見山 山本 粟田
野澤 藤富 小川 黒木 茂木 青木 小林 近藤
齋藤 坂巻 鈴木 田 吉村 江袋 賀野 神谷
佐藤 鈴木 橋 原 八巻 大岩 山田 若原
神谷 爲本 張 宮元 八木橋 石井 西郷 池澤
公山 田中 花澤 稲村 獅々堀 清水 菅原 楢舘
藤井 山本 渡部 石原 塩谷 関口
《校外賞》
●千葉県知事賞 矢部
●日本私立中学高等学校連合会賞 中山
●千葉県私立中学高等学校協会賞 二居
●千葉県図書館優良賞 爲本
●千葉県高等学校野球連盟賞 中村
●千葉県高等学校体育連盟
空手道専門部賞 坂本
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日中間に微妙な空気のある中、北京研修は1年生5名の参加のもと実施された。北京は10年ぶりの寒波で最低気温が零下15度、日中でも連日氷点下だった。しかし生徒たちはこちらの心配を余所に、中国の世界に飛び込んでいった。月壇中学では同じ授業を受け、またお互いの意志を理解しようとしていた。北京資生堂や日本人留学生との交流においても、自らの疑問・意見を臆することなく相手にぶつけていた。現在は様々な情報を得やすくはあるが、それは一面にしかすぎないこと、好悪の感情はあろうとも、それらは直に接し、交流を行うことで乗り越えられるものであることを研修を通じて感じ取ったはずだ。
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北京月壇中学(第5回) 短期ホームステイ生徒来日 高校教頭 小河
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5回目となる月壇中学からの留学生、男子2名、女子6名の生徒が1月26日に来日しました。例年になく日本語がうまく、積極性もあり、クラスですぐ人気者になる生徒ばかりでした。日本を自分の眼で見て知ることの大切さを最後の会で言及した生徒の言葉が印象的でした。
昨年12月、月壇中学でステイした生徒、夏のサイエンスキャンプで面識のある生徒など、いろいろな場面で交流が見られ、記憶に残る一週間でした。授業参加や大学訪問(東大、早大)、東京見学等々、充実した8日間を終え、2月2日最終便で無事帰国しました。最後に、サポートを頂いたホストの皆様に心から感謝申し上げます。
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〈化学部〉
◎第10回高校生科学技術チャレンジ(JSEC)
JFEスチール賞 高3 北折
※国際学生科学博覧会(ISEF)に派遣
〈高校吹奏楽部〉
◎第10回JPECジュニア打楽器アンサンブルコンクール全国大会
打楽器4重奏 優秀賞(全国第5位)
高3 居關 高橋
高1 大屋 飯田
〈男子ハンドボール部〉
◎平成24年度千葉県ハンドボール協会表彰選手
優秀選手 高3 藤原
◎平成24年度千葉県高等学校新人ハンドボール大会県ベスト8
〈女子ハンドボール部〉
◎平成24年度千葉県高等学校新人ハンドボール大会県ベスト8
〈中学ハンドボール部〉
千葉市優秀選手賞
中3 麻生 菅原 森 渡辺
〈高校地歴公民科〉
◎第7回エコノミクス甲子園
(全国高校生金融経済クイズ選手権)千葉県大会
優勝 高2 池野 田中
準優勝 高1 清水 冨岡
〈中学サッカー部〉
◎千葉市ユース(U13)サッカー選手権大会Dブロック準優勝
〈高校囲碁将棋同好会〉
◎第28回関東地区高校囲碁秋季大会
女子個人戦(19路盤)2位
高2 榛沢
女子個人戦(9路盤)2位
高1 小西
女子団体戦 3位
高2 榛沢 高1 小西 中尾
※いずれも、第7回全国高等学校囲碁選抜大会への出場決定
〈電気部〉
◎ロボカップジュニア千葉ノード大会
レスキュー・プライマリ 優勝
中2 大鶴 上田 酒井
※関東ブロック大会進出
ライントレース優勝
中1 大西
〈物理部〉
◎ロボカップジュニア千葉ノード大会
レスキュー・セカンダリ 優勝
高2 味香 矢野 高1 横山
※関東ブロック大会進出
レスキュー・セカンダリ 準優勝
高1 加藤 若杉
※関東ブロック大会進出
〈個人〉
◎ユネスコスクール高校生ESD 作文コンテスト 入賞
高1 関根
※第3回ESD国際交流プログラムにてドイツ・フランスに派遣
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去る1月23日、本校開校2年目からシンボルタワーとして、30年に亘り学校の発展を見守ってきた「テンセグリティタワー」がその役割を終えました。平面的な建物しかなかった開校時、立体的に最も高い構造物として、つくば万博の際に作られたタワーを万博閉幕に伴い譲り受けたもので、30年に及ぶ風雪や震災を乗り越えた渋幕のシンボルの一つでした。引き続き使用出来ないか検討してきましたが、補強等部品更新が出来ないことから、本当に残念ではありますが、安全性の観点から新図書館棟の建設に際し撤去することとなりました。タワー跡には、テンセグリティタワーの歴史を伝える記念パネルを配置した、新しい噴水が設置される予定です。
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