二〇一四年大学入試の結果がまとめられた。まずは大学受験という艱難に全力で挑んでいった二十九期及び卒業生諸君に敬意を表したい。
今年のセンター試験は前年の難化の反動で易化が予想されたが、全体では五教科九〇〇満点ベースで五六八点と十二点の上昇に止まり、特に文系では五四四点と僅か四点しか上昇しなかった。これは昨年度難化した国語が、予想に反しさらに難化したことや、文系の選択者が多い、生物、地学が難化したことに要因が考えられる。そうした中で、本校生徒の平均点は理系が七二六点、文系が七〇三点とどちらも昨年比で七・五点の上昇であった。昨年に比して文系生徒の健闘が目立った。個別の最高点は理系が八五六点(男子)、文系が八三六点(女子)であった。
大学別の結果であるが、国公立大学では最も受験生の多い東京大学には一〇〇名が出願。昨年、一昨年に比してやや減少した。その分、医学部医学科への出願が激増し五六名と過去最高数であった。合格数は東京大学が現浪で四八名と昨年よりは減少したが、開校以来三番目と健闘した。特に文Tの合格八名(現役六名)は過去最高数であった。医学部医学科については現役の合格数十五名とこれも過去最高数となった。他の国公立大学の合格数は京都大、東工大、一橋大は減少、筑波大、東京外語大、千葉大などが増加した。全体の合格数は、昨年の現役合格数増加の反動もあり、現浪あわせて三三名の減少となった。
私立大学は早稲田大学・慶応大学は若干減少したが、順天堂大十三名や慈恵医大八名を筆頭に医学部医学科の合格数が現浪で五九名と大幅に増加した。これは国公立と同様に医学部志向の高まりを反映した数字と考えられる。
最後に在校生諸君に、近年の本校における進路意識の高まりは目を見張るものがある。先輩達の勇気ある挑戦の結果切り開かれたトレースを、君たちは自信と誇りを胸に真っ直ぐに突き進んで欲しい。
二〇一四年大学入試結果(4月7日現在)
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