えんじゅ:181号


中3ニュージーランド研修
2005.3.11〜3.25



 今年度のニュー ジーランド研修は 三月十一日から二十五日 の十五日間の日程で実施された。 二百六十九名 の参加生徒はワイ カト地の七つの 学校とウエリント ン地区の四つの学 校に別れ、現地の 家庭に滞在しなが ら研修校の授業に 参加し、また校外学習や観光を 通して異文化理解を深めた。

 親元を離れ、言葉や習慣、文 化の違う家庭で約二週間の生活 を共にする。十五歳の生徒にと ってそれは不安や緊張の連続で あったに違いない。しかし、ニ ュージーランドの豊かな自然と そこに流れるゆるやかな時間、 そして人々の心やさしさに触れ たことや、お互いを理解し合え たときの喜びなど数々の心揺さ ぶられる体験を得たことは、彼 らの胸に深く刻まれ今後の高校 生活への新たな活力となったこ とだろう。

 以下、生徒の感想を紹介する。


研修を通して   一年E組 M.Y

 「帰りたくない!!」ニュージー ランドを発つ日はとにかく名残 り惜しかった。不安でいっぱい だった研修初日が遠い昔のよう に感じられる。

 二週間は新鮮な体験の連続だ った。英語での生活、数えきれな い程の星、澄んだ空、裸足で駆け 回った芝の感触、広々とした牧 場のにおい。いつまでも忘れるこ とはないだろう。慣れない場所で の生活の中、街や学校で渋幕生に 会うとほっとしたのも事実だが、 日本へ帰るときの寂しさは言い ようのないもので、実際最後は涙 が止まらなかった。私をそんな気 持ちにさせたのは、ホストファミ リーをはじめとするニュージーラ ンドの人々の温かさだ。白分の 想いをもっともっと彼らに伝えた かった、と英語の大切さを改めて 痛感したが、言葉以上に大切なも のにもたくさん気づかされた。

 私たちがこのように充実した 二週間を過すことができたのも 研修をサポートしてくださった 方々のおかげだ。本当に感謝し たい。これらの経験を生かし、 世界へと少しでも視野を広げて いくことができれぱ、と思う。




高1イギリス研修
2005.3.20〜4.3



 今年のイギリス 研修は、三十二名 (渋谷高からの七 名を含む)の参加 で、三月二十日か ら四月三日までの 二週間にわたって 実施された。イー スター休暇が一ヶ 月早まったのを受 け、例年とは異な る内容となった。

 私たちが滞在し たイギリス南西部の街ボーンマ スは、多くの英語学校が集中す る学生街の顔と、リゾート客で 賑わう観光地としての顔を併せ 持つ街であった。午前中を過ご したキングス・スクールは、肌 の色や年格好が違う世界各国か らの留学生達が集う語学学校で ある。生徒たちはレベル分けさ れた各十人程度のクラスに入り、 日頃見せない真剣な眼差しで、 九十分二コマの授業に取り組ん でいた。

 またホームステイは、一軒に 複数の留学生が間借りする、下宿 スタイルが中心で、ここでも世界各国 からの留学生と共同生沽 を送るという形であった。事前 にイメージしていたホームステ イと異なる形態に、当初はとま どいを見せいていたが、しだい に「暖かみのある距離感」との 印象に変化していった。イギリ スらしいプライバシー尊重の裏 にある責任感の重さを実感した ようであった。

 街中の留学牛たちに、学校や ホストファミリーをはじめとす る現地の人全てが英語の先生と して親身に接するという構図の 街といえた。

 午後や週末は小旅行に出かけ た。ストーンヘンジやオックス フォード、大英博物館、ミュー ジカル鑑賞と盛り沢山で、イギ リスの古代から現代までを駆け 足で見て回った。行く先々で、 本校生に対して「日本の生徒は 行儀がよく、時間も守る。気持 ちよく仕事ができる。」との評価 を受けたことを付記しておく。

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平成17年(2005)5月17日改訂