えんじゅ:189号


第二十一期生卒業証書授与式


平成18年3月1日


 

 別れを惜しむかのようなそぼ降る雨の中、平成 17 年度卒業証書授与式が挙行されました。
 335 名の卒業生は、緊張しながらも溌刺と、よく通る声で、証書授与の呼名に応じました。総代は A組阿南君。丁寧に証書を受け取る様子は印象深いものでした。

 田村校長からの式辞では、自調自考を見事に具現化し社会で活躍している卒業生に続く一員として、自信と誇りをもつて巣立って欲しい、パーセプションギャップ(ある国の実態と外から見た実態認識との格差)のある国際社会で、自分の考えを周囲に常に「透明」にして、アジアをはじめ、文化の異なる国の人々としっかり心を噛み合わせる努力をして欲しい、と校長講話最終回としての、示唆に富んだ激励を受けました。来賓の高梨氏からは、この学校で得た全てに感謝しつつ、拝金主義でない正しい倫理観と精神をもって社会で活躍していって欲しい、と強い期待を寄せられました。

 2年の小川さんの、先輩への敬愛と、来年度最高学年としての自覚に溢れた送辞に対し、卒業生代表佐藤君、中井さんからは母校幕張への熱い思いと、これからの複雑な時代を主体的に生きていく固い決意が語られました。

 「私達がこれから出ていく社会は、情報化が進む一方で信じられないような凶悪な事件や、お金で何でも買えるといった考えが蔓延しています。このような曲がりくねった時代だからこそ、本校で経験したもの全てが、今後の私達にとって大事な糧であり、重要な羅針盤であることは間違いありません。私達は幕張高校の卒業生としての自覚をもち、自由の裏側にある責任の重さを理解し、自分たちの未来への夢・希望に向かってこの幕張の地から新たな扉を開き、走り出したいと思います。」

“A lot of challenges may await us, and some of them might seem impossible to solve. But we will persevere and overcome the challenges by drawing upon our experiences at this school.”(答辞より引用)

 厳粛な中にも暖かな雰囲気のある式が無事終了したのち、加藤君と松崎さんによる校長と菅野学年主任への花束贈呈、続いて保護者代表鼈宮谷様からお気持ちのこもったご挨拶を頂き、職員一同、深く感動いたしました。例年通り各クラス選定の退場曲にのって、全員が一人ずつ校長より卒業証書を受け取り、晴れやかな表情で退場していきました。

 式終了後、保護者の皆様による謝恩会が催されました。また、職員にはねぎらいの言葉が記されたメッセージカードが届きました。保護者の方々の長い間のご理解、ご協力に感謝いたしますと同時に、卒業生たちの未来に幸多きことを心よりお祈りいたします。



図書館はいま

 今年度本校図書館がどれくらい利用されたかお知らせします。
◎ 学年別
 年間貸出冊数 中学 1 年 2389 冊
中学 2 年 3052 冊
中学 3 年 3226 冊
高校 1 年 4448 冊
高校 2 年 1688 冊
高校 3 年 775 冊
(中高合計) 15578 冊

◎ 多読賞
[中学]
  2 年 大鋸本、2 年 本多、3 年 岡田、3 年 佐竹、
  3 年 島崎、3 年 小川、2 年 堀切、1 年 日比

[高校]   1 年 伊藤、1 年 藪内、1 年 鈴木、3 年 富室、2 年 柏原、
  1 年 田中 、1 年 田村、2 年 小松、1 年 國上、1 年 福山

 多読賞は、一年間に本校図書館の本をたくさん読んだ人に対して贈られる賞です。この他にも読書を楽しんだ人がたくさんいました。 来年度も、多くの作品とふれあうことができると良いですね。



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平成18年(2006)4月6日改訂