えんじゅ:189号


医歯薬系大学ガイダンス(2/25)

高1・2対象
        


 

 大学の薬学部が、いよいよ今年の四月から六年制課程と四年制課程の併存体制に入る。また、平成十六年度からスタートした初期臨床研修制度が、四月で三年目に突入する。いずれの制度改正にも、より優秀な医療従事者を養成したいという世間の期待が込められている。結果として、薬剤師や医者という職業へのハードルが高くなった。そうした変化の時にあって、薬学・医学の道を目指す高校一・二年生を対象に、二月二十五日(土)に卒業生を招いてのガイダンスを実施した。

 今年は、木下さん(十五期)、村松さん(十六期)、小菅さん(二十期)の三名を迎えた。それぞれが自然体で熱心に語ってくれた。在校生も目を輝かせ、憧れの先輩の話に聞き入っていた。また、ガイダンス後半の質疑も活発におこなわれ、在校生の進路に対する意識の高さを感じた。以下、卒業生の話のポイントを列挙する。

 様々な経歴の同級生に出会って、人生のチャンスは何回もあることに気づいた。十八歳の選択を重く考えすぎない方が良い。医者は勉強以外の何かが必要。受験勉強も大切だが、自分の外の世界に広く目を開き、自分の内側にも深く目を向ける必要がある。(小菅さん)

 大学の研究室で、カリウムチャンネルの研究をしている。先端の研究は答えがないところが面白い。薬学部で生物系の研究をやっているが、色々なことをやってみることが自分の世界を広げ、人生の選択肢や可能性を広げることにつながる。希望は必ず叶うという自信が必要。強い気持ちが色々なものを自分に引き寄せてくれる。(村松さん)

 受験勉強だけで終わらない。医学部に入ってからや医者になってからの勉強の方がハード。勉強が嫌いな人は医者をあきらめた方が良い。心の勉強も大切。患者との信頼関係を良好に築けることが必要。高い「志」を持ち、何でもやってみるという積極的な姿勢で教養を増やすことが大切。(木下さん)



平成十八年度入試を終えて

入試対策室長 永井



 

 今年度の入学試験は、高校TAG・一般入試、中学二次入試は天候に恵まれたものの、中学一次入試当日が記録的な雪となり、開校以来初めて二〇分遅延での試験開始となりましたが、事前の準備、教職員のチームワーク、そして入試手伝いに進んで立候補してくれた生徒諸君の協力の下、大きな混乱もなく、無事終えることができました。

 中学入試では一次・二次入試共に志願者が昨年より増加、二三五名の募集に対し、三二三八名の志願者と、開校以来二番目に多い志願者総数となり、特に一次入試では、校内ほとんどの教室を使用する入試となりました。また合格者数は、例年並みであったものの、入学者数は過去最高の三一三名、特に県外からの入学希望者数が増え、一クラス増の九クラスとなりました。

 高校入試でも、TAG・一般入試共に志願者数が昨年より増加、わずか五〇名の募集に対し、一〇八三名の志願者と、高校入試が二クラス募集となって以来、二番目に多い志願者総数となり、まさに首都圏最難関校の入試となりました。

 中学・高校入試共に本校の難関化に対する警戒心から、敬遠傾向の予測もありましたが、志願者数、難度、歩留まり共に前年を上回り、渋谷幕張の教育に対する受験生の期待を改めて実感いたしました。

 最後に、ボランティアとして在校生の保護者の方々が、講堂で受験生を持つ保護者の方々にお茶やコーヒーなどのおもてなしをしてくださったことをご紹介いたします。

 特に中学一次入試の大雪の日、寒さと緊張の中に、暖かい気配りを添えていただき、受験生の御父母からも多くの感謝のお言葉を頂いております。

 本当にありがとうございました。

 

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平成18年(2006)4月6日改訂