えんじゅ:227号
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副校長 田村 新年、あけましておめでとう。 昨年は、アメリカで初の黒人大統 領が誕生し、日本でも政権交代 が起こるなど、まさに変化の年で あったと思う。翻って今年、その 変化に対する期待と不安が高まっ ている。世界の中では、引き続き 不況の影響が大きな影を落として おり、日本においても、国家財政・ 国内経済ともに、厳しい状況下で スタートすることになった。ここ 数年、この国の在り方自体が問 われることが多くなった気がする が、相変わらずその対応は明確な 目標を見出せずにいると感じる。 先送りせず、今こそしっかりと考 え、実行する力が求められている。 本校の教育目標である「自調自 考」の精神は、まさにこの時代に求 められている力となろう。自ら調 べ自ら考える力をつけ、社会を見 通し関わりながら、皆さんの目指 す夢や目標を是非実現して貰いた い。この一年が皆さんにとって実 り多いものになるよう期待する。 副校長 松井 新年おめでとうございます。 一年の計は元旦にあり。今年 の計画はできましたか。私の計 画は、昨年からの継続で、本を 読むこと、野山を歩くこと、そ して、野菜をよく食べることP の三つ。本は、歴史小説、推理 小説、評論、旅行記などで、目 標四〇〇冊。野山を歩くのは、 中程度の山や尾瀬・美ヶ原など が中心で、距離で二千キロが目 標。昨年の木曽駒ヶ岳も、高尾 山も楽しかった。頑張ります。 さて、中一の生徒は、将来は、 医者に成りたい、弁護士がいい、 パイロット、国連で働く、添乗 員、英語の先生など、多種多様。 でも、何もない生徒もいる。目 標を立てても守れないから、何 も考えていないという生徒も。 でも、TVで、野球少年が「練 習すればイチローのようになれ るかな」、父が答えて「やっても 成れるかどうかは難しい。でも、 やらなければ何もできない」と。
中学一学年主任 佐藤 昨年は、世界を覆い続ける経 済不況や政権交代など、まさに 激動の一年だった。そんな年に 入学した君たちも四月からは中 学二年、十四歳。体育系の部活 動では、夏休みを境に君たちに 「政権交代」 され、学習面でも この一年間で中学の領域をほぼ 終えることになる。英検など、 大半が三級以上を取得するはず だ。また、この時期は、ルソー が「第二の誕生」と呼ぶ時期に 当たり、「自我の目覚め」に伴う さまざまな心理的動揺(不安・ ・苛立ち・反抗など) が著しくな る時期でもある。身体的変化も 顕著で、背丈で親を抜く者も現 れよう。そんな意味で、君たち にとっての「激動の一年」とは まさに今年のことではあるまい か。だからと言って決して恐れ ることはない。誰もが必ず通る 道なのだから……。そして、我々 も君たちの良き「先達」となる べく努めるつもりだ。
中学二学年主任 村井 初春を寿ぎ、ご挨拶申します。 のわき あした 「野分の朝」とは、「初春」か ら遠い題となりましたが、旧年 を省みるに、これをおいて他に ない実感なので、お許し下さい。 さて、野分の朝は台風一過の 朝をイメージしてもらいましょ う。ほっとしますよね。世界は 粒々の光の玉に充ち溢れ、空は 何処までも蒼く、清少納言も褒 めたようにその美しさは新たな 手応えとなって身を襲います。 世界は美しく、「いのち」は生き るに値する −。暫く冬枯れの 景色に耐えた「いのち」 は、や がて春の訪れとともに活動を活 発にしてゆく。まさに中学二年 生ではありませんか。 思春期はよく「嵐」 に誓えら れます。花散らしの春の嵐か秋 の台風なのかは別にして、その 「暴」性は自他を困らせる。けれ ども止まない嵐はなく、いま大 きな嵐を一つやり過ごした安堵 があります。この春」皆さんの「い のち」が燃えますように。 中学三学年主任 深村 新年おめでとうございます。 中三の皆さんは、中学校課程 を修了し、高校へ入学する節目 の年になります。本校入学以来 の三年間で、君たちの意識以上 に大きく成長しています。授業 の取り組み方の変化や、さまざ まな企画への積極的な参加に顕 著です。「自主性」の伸長といっ て良いでしょう。 三月にはNZ研修が控えてい ます。異文化体験を通して、自 分の未熱さや非力さを痛感させ られることでしょう。しかし、 自ら解決策を見出し、幅広い考 え方を身に付けて達しく前進し てくれるものと信じています。 四月には新しい仲間が入学し てきます。まだ見ぬ顔ですが、 刺激的な存在となるはずです。 彼らに君たちの姿勢を伝え、融 合し合うことで、新たな学年文 化が創出されるのです。 それこそが本校の伝統の継承 者としての責務です。 | ||
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平成22年(2010)2月25日改訂