えんじゅ:239号


開校記念講演会

「がん患者の目線から見たがん研究者を目指して」

中村祐輔先生



 去る2月22日、東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センター ゲノムシークエンス解析分野の教授であり、内閣官房医療イノベーション推進室長の中村祐輔先生をお招きし、今後の日本の医療のあるべき姿と、それを担う若者達へのメッセージを熱く語っていただいた。以下、抄録を記す。

◆遺伝子解析
 外科医としてがん患者の臨床にあたるうち、がんの進行の早さや、効果的な抗がん剤、その副作用の現れ方が患者ごとに違うことに疑問を感じ、その謎を解くため、遺伝子解析の研究を志した。
◆オーダーメイド医療
 個々人の遺伝子を解析することで、その人がかかるであろう病気を予測し、効果的な薬剤の選択、副作用の回避などを目的として、その人にあった医療をオーダーメイドできるようになりつつある。
◆医療に携わる人達へ
 成績がいいから医学部を選択するのではなく、人を思う気持ち、病気で苦しんでいる人を救いたいという気持ちを持った人に医療に関わって欲しい。  また、その気持ちがあるならば、職業は必ずしも医者である必要はない。
◆遺伝子は差別を生むか?
 個人情報である遺伝子を解析した結果、社会的差別が生まれることを懸念する声もある。  しかし遺伝子が差別を生むのではなく、差別を生むのは人の心である。それぞれの多様性を認めあうような教育が必要である。遺伝子は、その最適な教材になり、うるだろう。

 個々人が自分の遺伝情報を把握出来る時代が到来しつつある。その時代に、私達はどう向き合っていくのか、その姿勢を問われていると切に感じた講演であった。
 




中学合唱祭

            


 中学の歴史と共に歩んできた合唱祭。今年中学二十五期生が入学。合唱祭も二十五回目をむかえました。今回は、その節目の年にふさわしい歌声を聴くことが出来ました。  今年の三年生は、取り組みの早さに加え、意気込みも素晴らしく、早くからクラスでまとまって練習する姿が見られました。当日も、成果の出た見事な歌声でした。一・二年生も、その舞台から多くのものを感じとったことでしょう。一年生は、入退場もしっかり出来、元気に歌う姿が印象的でした。二年生は、立ち姿にもまとまりがあり、大きな成長が感じられました。一・二年生共に来年の歌声が楽しみです。  保護者の皆様には、多数のご来場と、ご協力頂き有難うございました。
 二十五年の歴史に名を刻む
  合唱祭委員長 木田
 新年を迎えて、加下に響く歌声とピアノの音色を開いた。あと数ケ月でバラバラになる仲間と最後の思い出を残そうと頑張っている姿だ。
 今年で二十五回目を迎えた合唱祭は、白熱した雰囲気の末に幕を閉じた。特に三年生は最優秀賞を二クラスが受賞するという異例の結果となつた。発表と同時に講堂の中に歓喜の声と悲鳴が交錯する。涙を流す者もいたほどだから、それぞれの思いが一つになったのだろう。
 これだけは忘れないでほしい。みんなで何か一つのものを創りあげる難しさや、それを乗り越えた達成感。その一つ一つが、これ からの力となり良い思い出となるのだから。
 本当にお疲れさまでした。  




中学生徒会役員任命式

            


 去る二月二十三日、本校役員室において中学生徒会役員任命式が行われました。校長先生から新役員へと任命状が授与された後、新会長の亀山くんから、「役員同士の連携と会員の協力のもと、より良い渋幕を目指す。」という所信表明の言葉がありました。立会演説で語った初心を忘れず、生徒から受けた信頼を胸に、真撃に日々の仕事に取り組んでくれることでしょう。
中学生徒会新役員

 会 長   中2 亀山
 副会長   中2 宇野
 副会長   中2 松谷
 書 記   中2 今井
 書 記   中1 浅部
 会 計   中2 中本
 会 計   中1 吉良
 会計監査 中2 栃木
 会計監査 中1 松田
   



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平成23年(2011)4月13日改訂