えんじゅ:246号



大学ガイダンス



 10月22日に卒業生4人を招いて大学ガイダンスが行われました。
 来ていただいた卒業生は、26期生の齋藤さん(慶応大学理工学部1年)、25期生の若泉さん(東京大学理科2類1年)、23期生の橋本さん(一橋大学商学部4年)、22期生の山田さん(東京大学経済学部卒・住友商事勤務)
 齋藤さんと若泉さんは、高校生活を振り返り、受験や進路決定について考えてきたことや悩んだことを、生徒達の視点に立って語ってくれました。橋本さんは、大学は自由ではあるが、その自由には責任が伴うということを、山田さんは、細かい計算をせず熱意をもって臨むことや徹底的に自分を追い込むことが事を成し遂げるためには大切であるということを、熱く語ってくれました。
 個別相談にも丁寧に応対していただき、生徒達にとって有意義なガイダンスとなりました。





中3模擬裁判




 今回で16回目となる模擬裁判が12月2日に本校講堂で行われました。模擬裁判は司法制度への理解を深める目的で、中3を対象に毎年行っているものです。今年も東京弁護士会から九名の弁護士の先生方にご指導いただきました。
 今年のシナリオは傷害致死事件で、被告人の行為が正当防衛であるか、が争点でした。検察側、弁護側とも連日打ち合わせを行い、証人尋問、被告人質問の綿密な準備を行いました。配役以外の生徒は公民の授業で模擬裁判資料を読み込み、検察官、弁護人それぞれの立場から内容を検討しました。
 裁判当日は「異議あり」の大きな声が何度も講堂に響き渡り、白熱した議論が繰り広げられました。陪審員として参加した、配役以外の生徒の評決は有罪106、無罪130でしたが、裁判官の判決は懲役3年執行猶予5年と逆の結果でした。
 これを機に法曹界に興味を持った生徒も多かったようで、実りのある会となりました。
 



後期地区別保護者懇談会報告







 去る10月、11月後半の休日を利用して地区別保護者懇談会が行われました。
 学校の「あるべき姿」を確かなものにしていくこの行事に保護者の皆様に多数ご参加頂き心より御礼申し上げます。
 今回、地区により学校外での会場も設定され、全体の構成は、校長の話と質疑応答、及び異学年保護者が集う親睦会とが計画されました。
 校長からは、新棟建設の進捗状況・震災以降の修復・防災の対応・2学期からの主な行事について、学校の状況の話がありました。
 更に自立からアイデンティティ確立のプロセスを大人が理解し見守ることの大切さや、成長発達期の心<精神>と身体とのバランスについて助言があり、「心の4要素(知覚・情動・動機づけ・言葉)をバランスよく働かせることが大切」とのことでした。
 次に政府の中枢で活躍中の校長自身の話題?中教審特別部会部会長として「教員の資質能力向上」の議論をまとめ、中間報告を提出すること。
(『教員養成セミナー』に掲載のインタビュー記事配付)
 十月末、「ユネスコ総会」に「(ESD)持続可能な開発教育」10年計画の日本開催報告のため、日本ユネスコ国内委員会会長としてパリを訪問したこと、などが紹介されました。
 アンケート資料として、「進路希望調査結果(高1?高3)」。保健体育科からは全学年の「身体測定・スポーツテストの結果」が配付され留意点が解説されました。
 最後に、今年5月に本校生2名が参加した全米高校模擬国連大会のDVDが放映されました。(来年5月の大会へも4年連続出場決定)
 運営面で役員の皆様にお世話頂き大変有意義な懇談会ができました。 。






模擬国連全米大会派遣が決定






 11月12日、13日の2日間にわたり、第5回全日本高校模擬国連大会が開催された。全国から51チームが、割り当てられた国の大使として会議に参加した。本校からは林さん・関根さん(高2・バングラデシュ)、河野君・山谷さん(高2・トルコ)の2チームが出場した。
 今年の議題は「エネルギー安全保障」。枯渇する化石燃料の利用や原子力の安全性などについて活発な議論が行われた。
 本校から参加したペアはグループを終始リードしたことや優れた交渉力が評価され、林・関根ペアが優秀大使として表彰され、来年5月にニューヨークで行われる全米高校模擬国連大会への派遣が決まった。また、河野・山谷ペアも会議監督特別賞を受賞した。本校の全米大会派遣は4年連続となる。
 参加生徒の感想
・模擬国連の魅力は、担当の国によって国益が異なり、様々な意見が飛び交う中、論理的かつ柔軟に交渉を進めていく難しさにあります。事前リサーチや交渉力、役割分担など多くのことを学びました。(関根さん)
・模擬国連を通し、世界は自分が思っていたほど綺麗な所ではないことを知ると同時に、それを改善できることに希望を見つけた。様々な支えがあって取れた優秀賞。全米大会で最も輝く賞を取り恩返しをしたい。(林さん)
・地道な交渉を通して「外交は人間くさいもの」という明石康氏の言葉を強く実感した。この経験を生かし、より大きな人間になって「模擬」ではない本物の国際社会へ。今、決意とともに一歩踏み出す。(河野君)
・各国の大使として国際問題の解決策を考えるという、普段とは全く違う視点に立つことで本当にたくさんの発見が生まれるのだと実感した。他ではできないこの貴重な体験を、より多くの人に持ってほしい。(山谷さん)


田村校長ユネスコ総会へ



 パリで行われた第36回ユネスコ総会に、本校の田村哲夫校長が、日本ユネスコ国内委員会会長として出席しました。期間中の11月2日、日本ユネスコ国内委員会自然科学小委員長の中西友子東大教授が、カロンジ自然科学担当事務局長補及びラソ人文社会科学担当事務局長補に、国内委員会総会で取りまとめられたユネスコへの提言書(「サステイナビリティ・サイエンス」を次期中期戦略に反映させる必要性の強調)を手交する機会があり、田村校長も同席しました。この手交及びそれに伴う意見交換によって、日本とユネスコの科学分野での協調関係はいっそう深化することとなりました。



褒  賞    

            


《中学陸上部》
平成23年市総合体育大会・駅伝の部
 準優勝
中3 種部 中2 赤星
中2 齋藤 中2 山本
中3 久保井 中3 尾川
中2 大鳥  中3 日詰
 ※千葉県総合体育大会駅伝の部への出場が決定
 一区区間賞 中3 種部
《高校陸上部》
◎県高校新人陸上第3支部予選
 男子800m6位  高1 二瓶
 男子110mH8位 高2 藤松
      9位  高1 竹内
 男子3000m障害1位 高2 水本
       13位 高2 八巻
 男子走高跳13位 高1 渡邉
 男子4×100Rリレー16位
高2 假屋 高1 二瓶
高1 原島 高1 早川
 女子100m10位 高2 北村
 女子1500m15位 高1 武藤
 女子円盤投1位 高1 椎名
 女子砲丸投1位 高1 椎名
《中学卓球部》
◎千葉県中学校新人体育大会
 男子団体戦 9位
《高校ハンドボール部》
◎県新人ハンドボール大会第3地区予選会
 男子 地区1位で県大会出場決定
  最優秀選手 高2 長畔
  優秀選手  高2 野山
        高1 高松
 女子 地区2位で県大会出場決定
  優秀選手 高1 沓澤
       高1 杉山
《中学ハンドボール部》
◎23年度千葉市優秀選手
 中3 東浦 中3 大村 中3 松浦
        《高校サッカー部》
◎平成23年度第90回全国高校サッカー選手権大会千葉県大会
 2次予選
  1回戦 vs柏井高校(4×0)
  2回戦 vs若松高校(6×1)
 決勝トーナメント
  1回戦 vs柏日体(2×0)
 準々決勝 vs千葉明徳(3×1)
  準決勝 vs流経大柏(1×2)負け、3年ぶりベスト4
◎第66回国民体育大会少年男子第一位 選手高2 坂巻
《中学サッカー部》
◎平成23年市中学校新人サッカー大会優勝
 ※県大会に出場決定
《中学化学部》
◎千葉県児童生徒科学作品展
 千葉県教育研究会理科教育部
 会長賞  中3 矢吹
 ※日本学生科学賞に論文を出展中
《体操部》
◎県高等学校新人体育大会新体操大会
個人準優勝 高1 浮田
《中学ディベート部》
◎第15回関東甲信越地区中学・高校ディベート大会
 A部門中学の部 優勝
中3 青柳 中3 木對 中3 庄司 中3 西村
《中学囲碁将棋同好会》
◎第32回文部科学大臣杯少年少女囲碁大会 全国大会
 予選リーグ 2勝1敗
       中2 笹田
◎第8回文部科学大臣杯小中学校囲碁大会 全国大会
 予選リーグ 2勝1敗
       中2 笹田  中2 小久保 中1 有吉
         《高校囲碁将棋同好会》
◎第27回千葉県高校囲碁秋季大会
 個人戦 4位 高2 山岸
 団体戦  高2 山岸 高2 森口 高2 矢野
※個人戦(山岸)と団体戦で関東大会への出場決定
《高校男女テニス部》
◎千葉県高校新人テニス大会
 個人女子シングルス 第3位
     高1 山添
 男子団体 ベスト8
   高2 江袋 高2 斉藤 高1 堀切 高2 櫻井 高1 宮崎
《高校吹奏楽部》
◎千葉市アンサンブルコンテスト
 フルート四重奏 金賞
 高2 石井 高1 佐澤 中3 小川 中3 梁
 サキソフォン五重奏 金賞
 高2 鈴木 高2 葉 高2 板橋 高1 小野田 高1 久保田
《中学吹奏楽部》
◎千葉市アンサンブルコンテスト
 サキソフォン四重奏 金賞
中3 成家 中2 松浦 中1 上野 中1 原
 木管八重奏 金賞
中3 有元 中3 大橋 中3 久保 中3 原田
中3 高橋 中3 大森 中3 松谷 中2 高佐
金管八重奏 金賞
中3 鹿口 中3 武田 中3 前川 中3 小ア
中3 小西 中3 内野 中3 廣田 中3 中山
《高校ラクロス部》
◎Autumn Cup2011
 ナイスファイト賞(チームMVP)
 高2 矢部
Autumn Cup2011
 2部リーグ 3位
 高2 矢部
《ワンダーフォーゲル部》
◎県高等学校ボルダリング大会
  優勝  高1 竹内
《中学電気部・高校物理部》
◎全日本マイクロマウス大会・クラシック競技・フレッシュマンクラス
 第3位・優秀賞
 ロボット名「こぺるにくす」
  中3 若杉
 大学生・社会人が大半の100台の中で第3位となり優秀賞も受賞。32年の大会史上、中学生の3位入賞は初。
◎ロボカップジュニア千葉ノード大会
 レスキュー・セカンダリ
 優勝 チーム「ぼるた」
  高2 張 高2 田中 高2 吉岡
 第2位 チーム「じょーんず」
  高1 武藤 高2 高田
  ※関東大会へ出場
 フロンティア賞
 チーム「けるびん」
  中1 大鶴 中1 金田
《自主応募》
◎近畿大学主催毎日新聞社主催
 「高校生のための近畿大学文芸大賞」
  佳作 高3 木村

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平成23年(2011)12月24日改訂