えんじゅ:248号


祝 卒業
副校長 田村





 27期生の皆さん、ご卒業おめでとう。これから新しい環境に進む皆さんに、幸せな未来が待っていることを願っている。卒業に当たり大きな目標や夢があると思うが、その道は平坦ではない。本校での6年間または3年間の経験を活かし、誇りを持ってその道を歩んで貰いたい。最近、日本の衰退について話を聞くことが多いが、現状に甘んじ新しいことにチャレンジする勇気を失うことは、未来を狭めてしまうことになる。将来を見通す本物の見識と志を持って、広い視野で活動の場を自ら作り上げる気概が求められている。これからの皆さんの前に広がる未来が、実り多きものとなるよう祈るとともに、自調自考の精神を身に付けた卒業生諸君の益々の活躍を期待する。



卒業おめでとう
副校長 松井





 卒業おめでとうございます。
 歳月の流れは速いもので、つい数年前に、中学1年として共に図形を描いたり、立体模型を作ったりした皆さんが卒業生として学校を去ろうとしていることは、不思議で驚いています。卒業までの勉強や部活、いろいろな行事への参加など、時折り目にしました。頑張っている な〜と思うだけでしたが、今になって1人の大人として成長された姿を見ると、いろいろと苦労され、努力されたと思うと同時に、よく頑張ったものだと感心させられます。
 毎年3月になると山野草が咲き始めます。それは定めでしょうか。自然が知らせる時の流れでしょうか。時は待ってくれません。自身で、自分の進路を開いて下さい。頑張って下さい。



 

いい顔になるために
高校教頭 小河





 27期生のみなさん、卒業おめでとうございます。
 4月から新しい環境での生活が始まります。君たちは18歳ですから、自立(自律)した個人として見られます。つまり、その言動に自己責任が伴います。他人のせいにしてはいけない年齢ということです。
 社会に出るまえの貴重な時間ですから、自信の持てるものを身につけたり、幅広い経験を積むことを勧めます。それらを通して「顔」が作られるからです。にわか勉強や面接マニュアル程度の準備では、社会への扉を容易に開けることはできません。自分が思う以上に、自信や経験は顔に出るものですよ。
 「いい顔」でその日を迎えられるように、持ち前の前向きさを忘れないで頑張れ!!



最高点で評価します
高校3学年主任 井上





 「将来の夢や希望を見つけるのは、実はすごく難しいことです。けれども多くの困難を乗り越える『今の自分以外の何か』の存在を体感することで、自分自身の未来に繋がっていく『輝くような、夢や希望』との偶然の出会いの機会を皆さんは得ることができる。これを『自らの内なるダイヤモンド』の発見と表現します」これは6年前、私が最初の学年集会で語ったテーゼ。この言葉をちょっと反芻してもらって、さあ!ダイヤモンドは見つかりましたか。
 「私たちの学年は無限の可能性を秘め、新しい渋谷幕張の方向性を構築する使命を担っています。前例主義にとらわれず『未知の原野を突き進む気概』の必要性を、改めて皆さんは確認してください」。これは、3年前の学校報で述べたドクトリン。果たして私たちは、与えられた機会を有効に活用し、大震災の驚愕もあわせて、各々の立場でこの「気概」の実践に励めたでしょうか。前者の答えは一人一人の胸の中に秘められ、後者はやがて、「時」が評価を与えてくれることでしょう。そして、それがいかなるものであれ、私は皆さんを最高点で評価します。
 思い返せば「Let's Have Fun!」のスローガンの下、学校生活を楽しくスタートさせ、「Positive Growth!」の下で、新たな友人との融合や、豊かな感性と人格形成に、前向きに取り組み、さらに「Tomorrow's Past!」の下で、学校全体のリーダーとして、かけがえの無い青春の日々を充実させ、地道な学習を疎かにせず、多忙な日々を皆さんは過ごしてきました。それがひと段落した今日、その充実感に少しだけひたってもらいたいと思います。
 難しい理念やできもしない教条的な指導ではなく、長く糧にできる「享受」をどのくらい皆さんに提供できるのか、それにこだわった学年運営ができたことを誇りに思っています。
 皆さんと共に、汗を流しながら、房総の山道から、世界へと逍遥した日々は忘れることはありません。ここで言葉に詰まりました。卒業おめでとう。


えんじゅ表紙へ

学校表紙(もくじ)へ

平成24年(2012)3月10日改訂