えんじゅ:252号


スポーツフェスティバル







 6月5日(火)さわやかな風が吹く曇天、絶好の天候の中、本年度のスポーツフェスティバルが盛大に開催されました。
 本年度は競技場所に制限がある為、体育委員会では中高の実行委員を中心に、一人一人の参加の場を少しでも広げられるよう何回も話し合いを重ねてきました。全校を赤青黄の三色に分け、テニスコートでの学年別長縄競技や応援合戦、学年を超えてのリレー競技などはその工夫の一つです。
 当日は、グランドを取り囲んだ全校生徒の輪の中、真剣に競技する選手、用具・競技・誘導として走り回る係生徒、旗を振り大声援を送る応援団員など、競技者・応援者、中学生・高校生、生徒・教員など渋幕の一体感が随所に感じられる一日でした。
 また、様々なパフォーマンスで団を結束させた応援団の活躍や学年全員で後片付けを引き受けてくれた高校3年生の活動などスポフェスの新たなページを刻んでくれました。








スポフェスを終えて
高校実行委員長 高3 北村






 例年2日間の開催だったスポフェスも1日だけとなってしまい私としては正直いつも通りの盛り上がりをみせるかどうか心配だった。でもその心配とは裏腹にとても良いものに終わり、充実感に満たされた。
 そうなったのも1人1人のスポフェスを良いものにしようという気持ちのおかげだった。生徒たちは1日だけでも精一杯楽しもうとし、そのおかげで中学生から高校生まで団結できた。体育委員は1人1人が自分の仕事に責任を持ち、全体を引っ張っていってくれた。そして何より私たち生徒を指導し誰よりも頑張って下さった先生方がいた。
 そんな1人1人の想いがいつも以上に、笑顔あふれるスポフェスをつくってくれたのだと思う。だから私は皆に感謝したい。渋幕生として最後のスポフェスをこんなに楽しいものにしてくれたことを。
 本当にありがとうございます。そして、お疲れ様でした。








発想の勝利!!
高校生徒会会長 高3 賀野






 改修工事の影響により、今年度のスポフェスは例年とは全く異なる形式での開催となりました。体育委員・スポフェス実行委員も早くから活動をはじめ、中高合同での開催・新しい競技の導入・応援団の採用など、様々な発想や工夫が導入され、素晴らしい1日にすることができました。
 互いに協力しあい、素晴らしいスポフェスを作り上げた体育委員と実行委員の皆さん、そして熱い戦いを繰り広げた全校生徒の皆さん、本当にありがとうございました。







医学部入試説明会






 去る5月19日、駿台予備学校市ヶ谷校舎長である湧井宣行氏をお招きし、医学部入試説明会を実施致しました。客観的データをお示しになりながら講演してくださりましたので、医学部を志望する生徒たちは、「医学部入試」について、正確なイメージを得ることができたのではないでしょうか。また、入試に関する情報については、正確なものを選ぶことが重要であるというご指摘もありました。
 入試に関すること以外では、現役医師の声をもとに、「医師の適性」についてお話しされていたことが印象に残りました。医師として生きていくには、多忙な生活を覚悟し、使命感を持って職務を全うする必要があること、人の心を理解すべく、いわゆる「文系的学問」を学ぶ必要があることなどを指摘されていました。このことを確認できたことで、生徒たちは、医師という職業の尊さや、学びの必要性を改めて実感できたことと思います。あらゆる学びの機会に意欲的に取り組み、生徒たちが大きく成長することを期待します。



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平成24年(2012)6月23日改訂