えんじゅ:276号


平成二十六年度
地区別保護者懇談会(後期)  


 十一月、秋の晴天に恵まれた日曜日(二日・二十三日)、7地区全ての懇談会が行われ、今年度の地区別保護者懇談会が終了しました。保護者の皆様からの質疑応答を含め、和やかな雰囲気の中行われました。各地区役員の計画のもと、多数の保護者の皆様にご参加いただき、心より感謝申し上げます。
 懇談会では、校長より学園の九十周年の歴史や教育理念、グローバル化推進について説明されました。
 六学年全ての生徒が学ぶ校長講話の授業では、今後の地球社会で生きるため「自分探し」のヒントになるように、生徒の心身の発達の変化に合わせて学年毎のテーマで行っていること。グローバル化については行事のプログラムや校内の掲示をバイリンガル化して国際化、多様化に対応できる環境を作っていること。また、電子書籍が増えているにも関わらず、本校の図書貸出数は減っていないことや、前期では実施出来なかった制服のリサイクルが、多数の卒業生や在校生の方のご協力により、全ての地区で実施することが出来たことについての謝意などが述べられました。
 なお、当日ご紹介出来なかった質疑応答については、地区別保護者懇談会報告書をご覧下さい。




えんじゅ:276号

中学第3学年
第19回 模擬裁判 11/27


今回で十九回目となる模擬裁判が十一月二十七日に本校講堂で行われました。模擬裁判は司法制度への理解を深める目的で、中三を対象に毎年行っています。今年も東京弁護士会法教育センターに所属する十一名の弁護士の先生方をお迎えし、リハーサルと本番の二回にわたり直接ご指導をいただきました。配役は多数の希望者の中から選ばれた二十七名の生徒が担当し、その他の生徒は公民の授業内で読み込んだ資料をもとに、傍聴席で審理を見守りました。
 今年のシナリオは「建造物侵入・窃盗未遂事件」。電気店の倉庫で寝ていて警備員に取り押さえられた被告人。商品を盗むために倉庫に侵入したとして起訴した検察官側と、倉庫侵入は認めるものの、家出をして倉庫で寒さをしのいでいたと主張する被告人・弁護人側。シナリオ通りでは双方とも立証が不十分なため、約二週間にわたり自主的な勉強会を開いて準備を進めてきました。
 この裁判のハイライトは証拠調べでの証人尋問と被告人質問です。検察官・弁護人とも自分たちで考えた質問を証人・被告人に投げかけます。誘導尋問や誤導尋問に対する相手側からの異議も多く出され、予定していた時間を大幅に超える白熱した展開になりました。なお、判決は建造物侵入・窃盗未遂とも執行猶予付きの有罪でした。




えんじゅ:276号

槐祭収益金の寄付についてのご報告


 先の槐祭では、多くの方の御協力で、古本市、バザー、茶道部で収益がありました。改めて御礼申し上げます。
 収益金については左記の通りです。
 収益金 六三七八三九円
 ・古本市四六六,三三〇円
 ・バザー一六八,五六九円
 ・茶道部二,九四〇円
 保護者の皆様におかれましては本年度もバザーへの多数の物品提供やさまざまな場面でお手伝いをいただきました。当日も過去最多となる方々にご来場いただきまして、誠にありがとうございました。
 集められた収益金は、高校生徒会本部が寄付先を検討し、国際的な問題である「エボラ出血熱」への救援活動を支援することを中央委員会に諮り校長先生にも承認していだだきました。十月三十日に国際赤十字社へ「二〇一四 西アフリカ エボラ出血熱救援金」として寄付いたしましたことご報告いたします。
(生徒部)




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平成26年(2014)12月22日改訂