えんじゅ:28号  


中学研修

 

中学第一学年
野 田 研 修


  中学はじめての研修は渋幕の地元千葉県の醤油で有名な野田市を訪れる野田研修でした。クラスの親睦を深めること、班ごとの現地集合・解散、校外でのマナーや団体行動における振る舞い方を考える、という3つの目的を掲げ、実施しました。  事前準備では、研修委員を中心とした現地集合・解散の班作りの話し合いから始まり、行程表作り、ルール作りと毎日のように話し合い、進めてきました。  研修当日の現地集合では、一部の路線で運転がストップしたり、ダイヤが乱れたりという事態が発生しましたが、現場に居合わせた生徒がしっかり落ち着いて対応、連絡することができたため、結果的には予定より少し遅れただけで、全員の集合が完了しました。  現地では、上花輪歴史館で館長さんのお話しを聞き、多くの生徒が質問をしました。もの知りしょうゆ館では、醤油作りの行程について、実際に使用している機械を見ながら解説をして頂き、生徒はメモを取りながら話に聞き入っていました。  研修後は個々に紀行文を書き、クラスごとに冊子にまとめました。そして個人で、クラスで、委員会で今回の反省点、改善点などをまとめ、次の南房総研修への申し送り事項としました。これらが真に活かされることを願ってます。
 

中学第二学年
鎌 倉 研 修


五月一日、天候にも恵まれ、青空のもと二年生二九〇名は鎌倉研修をおこないました。  研修までは、各班で話し合い、見学場所や移動手段の計画を立て、準備をしてきました。当日は、班ごとに事前に決めていた見学場所へ行きました。中には鎌倉彫や写経の体験をした班もあり、歴史や芸術に触れる有意義な時間を過ごせたようです。  研修当日は初夏を思わせる日差しでしたが、昨年より身体も一回り大きくなった生徒たちは頼もしく、暑さにも負けずに鎌倉を散策していました。そして、終日、新しいクラスメイトと過ごすことで、新たな友人関係も築けたようです。今回の研修で、生徒たちが得た達成感は言うまでもありません。翌日、溢れる笑顔で報告をしてくる生徒たちが多くいました。  研修後は、事後学習として班ごとの壁新聞、また、個人の取り組みとして俳句を詠み短冊に書きました。俳句については、毛筆で熱心に揮毫する姿や、友人の句を鑑賞して感心している姿が特に印象的でした。  鎌倉研修での課題を活かし、二学期の信濃研修では更なる飛躍を願っています。