電車に乗る。
どうやら今は2045年らしいが、電車の車両や景色は2024年とあまり変わらないように見える。
しかし、前と同じ車両のはずなのに、今乗ってる電車は少し古びて見えて、何となく年を経た感じがした。

電車は終点に着き、ローカル線に乗り換える。
ローカル線の列車には自分を含め数人しか乗っていなかった。
本数も前は1時間に1本あったのに、今は2~3時間に1本しかない。

------

列車は駅を発車すると、すぐに山の中に入る。
山の中には家が点々としていたが、よく見るとほとんどが廃墟だった。
思い返せば、2024年のときも少子高齢化だの限界集落だのと言われていた。結局のところ少子高齢化には逆らえなかったようだ。

突然、山の中に近未来的な都市が現れた。
どうやらここは、政府によって開発されている技術都市のようだ。

列車は技術都市の中心にある駅に到着した。

あなたならどうする?
降りる
降りない