えんじゅ：１１９号
授業公開日
前期の授業公開日は雨天が予報されていたものの朝から晴となり、講堂での 受け付けを通られた方は、中学が三百四十七名、高校が百三十八名でした。 ご家族そろってのご来校や、受け付けを通られなかった方々も含めて、 およそ五百名の方々に授業を見て頂いたことになります。
本校の授業公開の特徴は、中学一年から高校三年まで、どの授業でも自由に 参観できる所にあります。その点、今年も、中学関係の参観者が高校の授業 を参観することができてとても良かったとのアンケート結果が見られました。
さて、今年のアンケートの用紙は、一人の授業に一枚の用紙が用意され ましたが、使い易いものでしたでしょうか。アンケートの回収率は 六十八％で、昨年度よりも多かったように思えます。内容面ではどうだった かというと、「授業がとてもわかりやすく…」「レベルが高い」 「おもしろい実験」などのように、今の授業を良好とされたものの他、 「授業中寝ている人あり。今はこういう状況が多いのでしょうか」「先生の 授業に生徒達の反応が鈍くて、もっと身を入れて勉強してほしい」「生徒の 声が小さくて元気がない」「教材をもっと面白く、より引き付けるものに してほしい」「エァコンの音が耳障りでした」「参観者に授業の内容が わかるように、大まかなプリントでも用意してほしいがどうか」「授業内容 を前もって教えてほしいがどうか」など、貴重なご意見やご注意を頂き ました。これらは、早速、授業者はもとより、教科や学年・係に伝え、 授業の中で生かせるもの、当日の運営に生かせるもの、これから改善策を 検討するものなど、それぞれの立場で役立て、秋の公開授業でその成果を 見ていただきたいと思います。（松井）
