えんじゅ:180号


二十期生に脱帽
学年主任  山崎


 私は二十期生に何回脱帽したかわからない。

 彼らが中学校に入学した当初、よく本を読んでいる姿を目にした。放課後、教室を見巡ってみると、マンガ本ではなく、文庫本の忘れ物(?)が多かった。 その本の題名や内容は今となっては思い出せないが、見たことも聞いたこともないような本だった。私よりもはるかに読書をしていて物知りだったことに まず脱帽した。

 次に行事を見事にやってのけたことだ。本校は行事が非常に多い学校だが、特に校外研修の目玉、奈良の修学旅行、ニュージーランド研修、 高二の修学旅行といったものをそつなくこなしたことだ。

高二の修学旅行は中国でのSARS流行のため、国内の九州になったが、これほど何の問題もなく、旅行自体を楽しめたことはない。 (担当教員は、はらはらドキドキものだったかも知れないが)。本当に何回も楽しい研修ができたことに脱帽だ。

 そして最後に来てこの躍進ぶり。難関大学の合格者数記録を更新しつつある。東大に限っていえば、私が前に中高六年間を担当したとき、 といっても七年前の話になるが、現役合格者は前期日程で六人、後期日程で一人。既卒者と合わせると十二人で、それでも当時は二桁になった と大喜びしたものだ。

今回、前期日程の現役合格者は、七年前の四倍、昨年度と比しても二倍以上になった。これを、ある週刊誌は「渋谷幕張に異変!」と謳ったが、 生徒たちの「快挙」であることは間違いない。私は最後の最後でも二十期生に脱帽しなければならなくなった。


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平成18年(2005)4月11日改訂