えんじゅ:180号


合格者の声


「今」を紡ぐ
東京大学・理科T類進学(D,N)

 私は多くの人に支えられ、かけがえのない多くの友達を得て、充実した六年が送れました。 好きなことに打ち込み、長年の目標であった吹奏楽の個人コンクールの県代表にも選ばれましたし、 大切な仲間との最後の演奏会も大成功でした。これらは私にとって東大現役合格以上に貴重なことです。

 私は高校三年生の夏まで特別の受験勉強をしたわけではなく、ただ学校での毎日の勉強や試験に一つ一つ着実に 取り組むことを心がけていました。勉強以外のことも含めて、今という瞬間を紡ぐことで、この合格を勝ち取った のだという気がしてなりません。後輩の皆さんにも日々の学校生活を大切に送ってほしいと思います。



基礎を築いて
東京大学・理科T類進学(Y,H)

 私は部活動をずっと続けていたため、真剣に受験勉強を始めたのは高三の夏休みでした。 しかし、短い時間ながらも第一志望の合格を勝ち取ることができたのは、今思えばそれ以前に こつこつと勉強していたからだと思います。

 中間・期末の対策等を通じて勉強方法や勉強場所といった自分にあった勉強のスタイルを確立することによって 集中する時とリラックスする時の心の切り替えが身に付きました。また、普段の勉強によって基礎ができていたおかげで 、難易度の高い問題にも抵抗なく取り組めたのも良かったと思います。

 皆さんも自分の目標を高く設定して最後に笑顔で受験を終えられるようがんばって下さい。



本番の恐怖
東京大学・文科U類進学(Y,U)

 受験時の悪夢のような体験をお伝えします。こともあろうに国立入試で世界史の解答欄を二十点分 間違えました。気づいたのは試験終了一分前のことで、必死に挽回を試みましたが時すでに遅く、 解答用紙が回収されるのを呆然と見送るしかありませんでした。試験後に頭を抱えて悶絶する僕を、 試験官が不審の目で見ていたのを思い出します。

一年間の努力が水泡に帰するところでしたが、何とか合格ラインに引っかかりました。そんなことをするのは 痴れ者だと、僕も思っていましたが誰にでも起こりうることです。

 後輩の皆さんにとってはまだ先のことですが、一人でも多くの方が実力を発揮できるよう祈っています。



高校での毎日を大切に
千葉大学・医学部進学(K,Y)

 高校での毎日を大切にしてほしい。此れが卒業し受験を経験した人間として後輩の方々に伝えさせて頂きたい アドバイスです。

 毎日学校に登校し、クラスの皆と顔を合わせ、授業を受ける。高校生活の中では当たり前で時に退屈に感じていた この日々が、卒業した今ではとても懐かしく感じます。最後の一年、受験を控える身になると学校に行くことが 無駄なように感じてしまうこともあるかもしれません。しかし、こじつけかもしれませんが毎日学校に通い勉学に 励む、このことの積み重ねが結果的に実力に繋がるように思います。最後まで授業を大切にしてください。



心は熱く、でも淡々と
一橋大学・社会学部進学(A,I)

 受験を終え、実感しているのは、学校生活を大事にしてきて良かったということです。私は中一から部活を続け、 高三の時も体育委員として行事の準備に走り回っていました。始めから安きに流れるのではなく、何事にも全力で 取り組む姿勢は勉強にも生きてきます。

またどんな事でも、自分の掲げた高い目標に向かって、心は熱く、でも淡々と日々をこなせば、必ず道は開けてくる のではないかと思います。

 勉強は一人でやるものでも、受験は決して一人では乗り越えられません。私は同じように励んでいる、信頼できる人 の存在に、受験期は特にとても支えられました。渋幕で出来た仲間を大切にして、頑張って下さい。



受験道一直線 −後輩諸君へ−
慶應義塾大学・法学部進学(K,S)

 受験です!!受験です!!大切なことは現役合格への強靭な意志をもつことです。

 浪人することを意識してしまうと緊張感が希薄になります。浪人が強いのは「後がない」という緊張感が あるからでしょう。現役のときにその緊張感があれば誰でも受かります。あと私立志望の人は受験をなめないこと。 「慶早どっちか受かれば・・・」は要注意。

 私は校風や卒業後を考え志望校を決め、キャンパスライフを「妄想」しながら、慶應のための勉強を続けた結果、見事 (「滑り止め」に落ちながら)合格しました。
 妙なプライドは捨て、メリハリをつけ、模試の判定を無視し、友を頼り、 最後まであきらめずにがんばりましょう!



私の第一歩
早稲田大学・理工学部進学(M,T)

 この一年間、可能な限り机に向かった。結構過酷な生活リズムであったが、絶対に合格したいという気持ちから 最後まで頑張れたと思う。

 一般に理系、特に工学というと、将来は技術者や研究者というイメージだが、私の学ぼうとしている経営工学は、 発達する技術と社会との接点にある学問であるから、それを生かして企業をはじめとする「現場」で新しいことを 出来ると私は考えた。実際、将来会社を経営してみたいとも思っている。この四月からその一歩を踏み出すことに なるのだと思う。

 最後に、受験生としてのこの一年間、色々な人たちに手助けしてもらえたことに感謝したい。

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平成17年(2005)4月11日改訂