えんじゅ:187号


『せめて正月は、雪が真清水に落つるように』

副校長 和田    




  正月の雪 真清水の中に落つ"
 正月の朝の清浄さを、広瀬と言う人は、こんな句に詠んでいます。せめて君たちも、この空気に溶け入って、次の言葉に耳と心を開いて欲しいのです。
 『生まれて以来、人は自分と周囲との間に一つ一つ橋をかけ、人とも物ともつながりを深め、それを自分の世界として生きています。……この橋は外に向うだけでなく内にも向かい自分と自分自身の間にも絶えずかけ続けられ本当の自分を発見し自己の確立をうながしていくように思います……』
 これは、皇后陛下のお話しの一節です。私はあらためて、自分と他者との間に、自分と自分自身との間に、橋をかけたいと思いました。君たちにも、こんな世界に住んで、君の生への讃歌を聞かせて下さい。




『2006年を迎えるにあたって』

副校長 田村    




 新年、あけましておめでとうございます。本校に着任してから3年目を迎えますが、懸案事項でもありました雨天後のグラウンド利用に目途をつけるべく、第一グラウンドを人工芝化することとなりました。最近の技術革新により、火傷しない、身体に負担が掛からないものが開発されており、生徒の皆さんにも使い甲斐のあるものになるのではと期待しておりますので、是非楽しみにして頂ければと思います。
 昨年は、小学生を巻き込んだ信じられないような事件が起きる一方、中学生や高校生の活躍が目に付く年でもありました。
 本年も皆さんの安全と安心を守り、活躍の場となるよう、精一杯努力して参りたいと思います。今年も良い年になるようがんばりましょう。




新年を迎えて

第一学年主任 高橋    




 どの生徒も個人的には、大なり小なり悩みや問題を抱えているとは思いますが、学年全体としては無事に新年を迎えることができました。入学式のときはまだ幼なく不安な顔をしていた一年生も、すっかり中学校生活に慣れ、少したくましくなったように思えます。
 中学時代は人生の中でとても大切な時期だと思います。新しいことにも柔軟に対応でき、吸収力に富んだ貴重な時期です。決して無駄にすることなく有意義なものにしなくてはいけませんが、中には毎日があわただしく過ぎてしまう生徒もいるかも知れません。しかし、自分なりに生活を工夫し努力すれば、きっと充実したものにできるはずです。新年を迎え、気を引き締めて今年一年の計画を立ててください。実り多い年になることを心から願っています。




次へのステップを踏みだそう

第二学年主任 高田    




 この春、諸君は中学三年生になります。AブロックからBブロックになると、学校での環境はいろいろと変わります。まず、生活の場である教室は高校棟に移ります。新しく手にする教科書は高校生用になり、学習内容が一段と発展します。今までは全員同じ科目を学習してきましたが、芸術は選択制になり、希望により放課後の第二外国語も学べます。このように、さまざまな点で次への段階に入ることを実感するでしょう。
 中三にもなれば、生活面や心の面も大人に向けてより向上していかなくてはなりません。今年は、秋の奈良研修、来年三月のニュージーランド研修と、今まで以上に大きな行事があり、まもなく準備が始まります。何事にも積極的に取り組みながら、自らを一回り大きく成長させていこうではありませんか。




特別な年

第三学年主任 添田    




 新年おめでとうございます。中学生の生活もあと三ヶ月、春には高校生になる君たちは、どんな気持ちで新年を迎えたでしょうか。今年は、確実に出会いと出発があります。まず、NZで遠く南半球に住む人たちに出会います。異なる歴史や文化を持つ人々と心を通わせることで、君たちの視野は大きく広がってくれることでしょう。そして、四月にはGグループ八十名に出会います。この八十名は、きっと魅力と才能にあふれた人たちです。彼らとともに、四階で、高校生活の豊かさや自由を、またその一方で厳しさや責任の重さを身を持って感じることになるでしょう。今年は、そんな出発が待っているのです。これを良いものにするという気持ちを忘れずに、この一年を過して下さい。戌年は君たちにとって特別な年であることは確かです。



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平成18年(2006)1月25日改訂