えんじゅ:187号
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【可能性を広げて】
中学生や高校生のころには、
自分が将来どんな仕事に就くか
考えることが多いと思う。私も、
高校生のときに、弁護士になろ
うと決めた。そう決めて、弁護
士に関係ないと思う勉強を辞め
てしまった記憶がある。
弁護士と聞いて、普通、頭に
思い浮かべるのは、法廷で活躍
している弁護士だと思う。弁護
士の仕事に、被告人を裁判で弁
護する仕事、貸したお金を返し
てもらえないとか、夫と離婚し
たいなどという問題が起きたと
きに、裁判所に訴える仕事など
があることは、よく知られてい
る。しかし、弁護士がいつも、
法廷で活動しているかというと
そうではなく、それ以外の仕事
も多い。差別によって会社を首
になった外国人に代わって、そ
れを取り消すよう会社と交渉す
るのも弁護士の仕事であるし、
罪を犯してしまった少年の就職
先を探すという仕事もある。私
が弁護士になろうと決めたのは、
父親から暴力を受けたり、母親
から面倒を見てもらえなかった
りする子どもを助けたいと考え
たからだ。テレビか何かで、こ
のような弁護士の活動が取り上
げられていたのがきっかけだ。そ
のため、私にとっての弁護士像
は、子どもを救う職業だった。
だから、今、弁護士として働い
ていて、これも弁護士の仕事な
のかと思うことが多い。どうい
う仕事かよく分かっていなかっ
たのに、弁護士になると決めた
と思うと、自分でもおそろしい。 | ||
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【時流に敏感に】 ◎木下(15期)
新年明けましておめでとうご
ざいます。
早いもので私が渋幕を卒業し
てから六年間が経とうとしてい
ます。自分の卒業した当時、プ
レナしかなかった海浜幕張駅前
には、巨大スーパーや映画館な
どが建ち並び、道行く渋幕生も
心なしかおしゃれに見えたりし
ます。あの界隈を汚いラガー
ジャージ姿で走っていた頃とは
変わってしまったなあとつくづ
く思います。わが母校渋谷幕張
高校もいまや有名進学校になっ
てしまい、時の移り変わりを感
じます。 | ||
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平成18年(2006)1月25日改訂