二二期生の皆さん、卒業おめでとうございます。何回か卒業生を出した中で、この学年はどんな学年だったかと問われると、
一言でいえば、「やんちゃで元気な学年だった」という言葉がぴったりかもしれません。「やんちゃ」は進取の気性に、
「元気」は目標を達成する人間のパワーに変化させて、新しい世界に旅立ってほしいと願っています。
皆さんは、卒業にあたり、大きな夢を持ち、目標を立てていると思います。卒業文集で述べたことと少し重なりますが、
その「夢」について述べてみたいと思います。
スティーヴン・R・コヴィーは「七つの習慣」で、「私的成功」と「公的成功」の二つの領域で、
自立よりも相互依存の方がレベルが上だと述べています。例えば、一人で頑張ってものすごい大きなことを為し遂げた人、
周りの人とともにすごいことを成し遂げた人、どちらが賞賛に値するか、それは「後者」の方が上だと述べています。
「夢」に向かって、自分のことだけに集中しゴールに向けて突っ走る若い時はもちろん必要だと思います。
一旦自分を磨き始めたらとことん磨き続けて下さい。自立ができて初めて、他人との共存関係が成り立つのですから。
しかし、「夢」を追うとき、他者との関わりの中で、新たな視点が生まれるときがあります。
自分の夢を人と一緒に見る夢に関連付け、「私の夢」から「generative dream」に成長させて下さい。人生の絵には、
一人だけで描くべきではない段階や舞台があるのではないでしょうか。「私一人の夢」を常に描くポジティブな姿勢は
失うことなく、是非、おおきな「我々の夢」として、次世代のために何かを生み出し残して下さい。
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