昨年十二月二十三日から二十
六日にかけて、志賀高原にてス
キー講習が行われた。
暖冬で雪不足が心配された
が、前日に降雪があったよう
で、峰々は一面の銀世界となっ
ており、生徒たちは思う存分、
スキーを楽しむことができた。
生徒のほとんどは初心者か初
級者であり、初めは勝手に滑っ
てゆく板に振り回されて、立っ
ているのが精一杯である。皆講
師の教えに真剣に耳を傾け、緊
張感に満ちた表情で少しずつ滑
り降りていた。だがそこは成長
の早い若人たち。日に日に笑顔
が見られるようになり、最終日
には軽やかに連なって滑走する
姿に、生徒たちが過ごした充実
した時間の成果を見た。
フリー滑走
中学二年 菅野
スキー講習四日目。今日は待
ちに待ったフリー滑走の日。だ
が天気はそれまでと違ってかな
り雪が降っていた。ここ数年、
全く「降っている雪」を見たこ
とがなかったので、すごく新鮮
な感じがした。
フリー滑走の時間になり、早
速リフトに乗って上に向かった。
当然雪が降っているので、体中
に雪がふりかかってくる。溶け
た雪で濡れて冷たくなった顔に
耐えながら上がっていった。
リフトを降りると、雪で下の
方は全く見えなかった。「こん
なに雪が降ってて本当に大丈夫
なのか」という不安を抱えなが
ら滑り出したが、その不安は一
瞬で吹っ飛んだ。あとは勢いに
任せてどんどん滑っていった。
フリー滑走が終わって、ホテ
ルに戻ってスキーウエアを脱ぐ
とびしょびしょになっていた。
この四日間の中で、今日が一
番楽しくて疲れた一日だった。
スキー講習会に行って
中学二年 大谷
一年の頃から楽しみにしてい
たスキー講習。スキーは初心者
というわけではなかったが、か
なり久しぶりだったので緊張し
ていた。だが一から教えてくれ、
三日間かけてパラレルターンの
コツもしっかり身につけられた
と思う。最終日には始めの頃よ
りも見違える程上手くなったの
ではないかと、思った程だった。
私にとってこの四日間はとて
も有意義なものとなり、今でも
はっきりと覚えている。スキー
を上手く滑るコツだけでなく、
リフトから見えた白く光って連
らなる山々や滑った時にスキー
の板がガリガリとたてる音やあ
の肌寒い風を顔で受ける感じも
残っている。
それ程楽しく、たくさんの想
い出が出来た。四日間が一瞬で
過ぎた感じだった。
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