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十一月十日、啓発室にて、高
校2年生を対象として、大学ガ
イダンスを行いました。これは
例年卒業生を招き、受験や大学
生活について、講演してもらう
もので、今年も4人の卒業生が
忙しい中、後輩の為に駆けつけ
てくれました。
最初に壇上に上がったのは、
22期生のKさん。今年の
4月に卒業し、東京大学の文科
V類に進学しました。まず、大
学生活について大学での講義の
話の他、バイトして貯めたお金
で海外へ一人旅をしてきたこと
などに触れ、いろいろな意味で
忙しいと言う感想から話は始ま
りました。そして受験体験につ
いて、高2の秋から時期ごとに
順を迫って自身の経緯を細かく
述べていました。特に高3の秋、
冬、春に迎えた心理的な壁を「夏
休み明け不安症候群」「ひきこ
もり孤独症候群」「燃え尽き症
候群」と例え、それらを家族や
友人の支えで克服したことを紹
介し、「本当に苦しいとき、人
は一人では乗り越えられない」
と言う言葉にはとても重みを感
じました。
次に、話したのは21期生のFさん。
東京大学の理科I類に在籍し、
来年度は理学部天文学科へ進学することが
決まっています。高校時代にはバドミ
ントン部で活躍し、最後まで部
活動を続けた経験から、部活動
と学習の両立について予備校や
授業の活用とも絡めて話をしま
した。部活動と学習には基本的
に相関関係はなく、自分の時間
をいかに有効に使い、無駄を省
いていくのかが大切なのだ、と
いう話には説得力がありまし
た。
三人目は17期生のHさん。
早稲田大学大学院公共経
営研究科に在籍し、来年度朝日
新聞社への就職が内定していま
す。新聞記者になることが小学
生の頃からの夢だったそうです
が、大学ではNPO活動などさ
まざまな活動に携わり、進路に
ついては色々と悩んだ、とのこ
とでした。大学の6年間は中高
の6年間よりも変化の激しい時
期と述べ、大学は考える時間を
与えてくれる時期であり、学内
外でいろいろな活動に携われる
機会がある、と言うことを強く
述べていました。
最後は、16期生のSさん。
京都大学経済学部を卒業し、
株式会社商船三井に勤務して
います。「考えることの大切さ」
をテーマに、物事に対して自分
なりに前向きに考え集中して取
り組むことの必要性を、大学受
験から大学時代のサークル・ゼ
ミでの活動、入社してから現在
の仕事までの経験を通じて、話
してくれました。
どの先輩方の話も、わかりや
すく興味深い話ばかりで、高2
生もみな真剣に話に聞き入って
おり、今後の進路選択のよい参
考になったと思います。また、
終了後設けられた個別相談の時
間にも多くの生徒が先輩方に質
問・相談するために訪れていま
した。
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