えんじゅ:208号


夢をかなえる年
            



 

   今回で二十二回目となる合唱 祭が二月十五日に本校講堂で行 われました。
 また、今年度は二月の開催と なりクラスで取り組む学年最後 の行事となりました。
 委員会の仕事開始は十月初 旬。委員はクラスをまとめる傍 ら全体の運営にも携わり実によ く準備しました。
 年が開け、新学期が始まると 練習もだんだん本格化。休み時 間の教室やホールから歌声が聞 こえてくるようになり、校内も 活気付いてきました。
 当日は元気のよい一年生から の発表。若々しい爽やかな合唱 を響かせていました。続いて二 年生は声量、表現力に富みレベ ルの高い発表でした。立ち姿も きちんとしていました。午後は 三年生の発表から。上級生らし く力強く説得力のある圧巻の合 唱を聴かせてくれました。
 本番が終わってから生徒たち は、練習や歌を通してクラスの 仲間と一体となり、ひとつのも のを作り上げた充実感と達成感 を味わっていたようでした。
 合唱は日本独特の文化の一つ です。三年生は学年曲の 「山の いぶき」をニュージーランドで 披露すると喜ばれることでしょう
 保護者の皆様には座席数が少 なくご不自由をおかけし、申し 訳ございませんでした。
 多数のご来場有難うございま した。今後ともご理解とご協力 の程、よろしくお願い致します。



 中学合唱祭委員長
      相田(中3)



       今年は3学期に行われた合唱 祭。曲決めから本番まで実に 4ケ月、中3は課題曲も仕上げ なければならないという焦りの 中でも、私は日々、気持ちが高 ぶっていくのを感じていた。
 3学期に入るとどの学年・ クラスも本格的に練習を始め、 日々クラスがまとまっていくの を感じただろう。たった1、2 曲だというのに膨大な時間をか けないと完成しない難しさは、 決して数人では乗り越えられな い。クラスみんなで頑張った、 という事実を」 これからもずっ と忘れないでほしい。賞をとる ことは良い目標だし、取れたの なら本当に嬉しいことだが、合 唱祭にはもっと大きな意味があ ると思うのだ。本番のステージ での緊張や高揚は、練習を頑 張った証拠だと思う。苦労を乗 り越えてクラスが1つになった からこそ、その成果を思いっき り発揮しようとしたのだろう。 団結することの素晴らしさを1 人1人が感じたのではないだろ うか。
 最後に、総括やプログラムや 会場作成など、こんなにたくさ んの先生方が関わっていると初 めて知りました。協力してくだ さった全ての方に感謝したいで す。ありがとうございました。




日本学生科学賞





本校高校三年生の牧野美咲さん が日本学生科学賞において、文部 科学大臣賞を授賞するという快挙 を達成しました。牧野さんはIS EF (国際科学技術フェア) に日 本代表として派遣されます。

 研究の魅力
      牧野(高3)



この研究の結論は何ですか、と よく聞かれます。結論はとてもシ ンプルで「一般の装置に劣らない 簡易放電装置をつくりました」と いう一文で説明できます。一般的 な放電装置と分光器は、高校の部 費ではそう簡単には買えません。 そこで、化学室にあるものを主に 使ってこれらの装置を製作したの がこの研究です。
 しかし、この結論とは別に実感 として得た、自分にとってかけが えのない結論があります。それは、 気体が色を放つ理由の理解です。
 今回研究した放電装置は、無色 の気体に電圧を加えることによっ て発光させるというものです。私 は、無色から有色への変化に魅せ られて研究を始めました。その変 化の理由を突き止めたいと思った のです。ところが、発光現象を 理解するということはとても難し いことでした。分厚い辞典を見て も用語が難しすぎてさっぱりわか りませんでした。研究対象を理解 できない自分のアホさにとことん 嫌になった頃、ふと、こんな方法 は自分に合っていないと気づいた のです。難解な用語ではなくて自 分なりの言葉で理解しょう。そう 思って、ひたすら実験をして放電 装置と向き合うことにしました。
 そして、気体が色を放つ理由は、 電子が軌道上で踊るからだという 結論に至りました。この結論は現 在の私にとって重要な考え方で す。色の分野で何かを考察すると き、考える道具の一つとして、こ の電子が踊るイメージを使うよう になりました。物質を見る視野が 広がったというわけです。
 疑問を追求して自分なりの結論 を見つける。そうすれば新しい視 野が広がる。これこそが研究の魅 力ではないでしょうか。
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平成19年(2007)12月20日改訂