えんじゅ:221号


入学おめでとう(2)




自ら工夫する習慣を
副校長 松井


ご入学おめでとうございま す。これから一緒に頑張りま しょう。  さて、皆さんは、何かに熱中 した事がありますか。ご飯を食 べるのも忘れて、とか、日が暮 れたのも分からなかった、とい う経験です。自分の疑問を解決 するため、とか、満足感を満た すため、とか、理由はいろいろ でしょうが、自身にとっては貴 重な経験で、人生の宝物なので すから、大切にして下さい。  ずっと以前に卒業した人たち の同窓会で、「先生、学校に泊 まって数学をしたの、覚えてい ますか」と聞かれました。彼は 数学が大の苦手で、何とかした いと考えて質問に来たのです が、どうも納得できない。そこ で、毎朝の質問の他に、私が宿 直のときに学校にこっそりと泊 まりに来ていたのです。(昔の 学校では先生方が学校に泊まる 制度があったのです。) 夜遅く の勉強は、時として、朝まで続 くこともあり、今でもはっきり 覚えている事の一つです。その 後の彼は、大学で数学を教える ようになったのですから、効果 があったのでしょう。彼が言う には、算数は、解けない問題が 解けるようになればよいのだけ れど、数学では、単に解き方が わかっただけでは解決しない。 解き方を、他の問題にも適応で きるようにしておく必要があ り、そのためには、問題の根本 を考えたり、それに合う解き方 を工夫しなければならないとの こと。そして、今の中学生や高 校生で、数学が苦手な人は、皆、 とことんまで考えることをやっ ていないという。耳の痛い話で ある。皆さんは、この話をどう 思いますか。そんな事言われて も、数学だけ考えていられな い!と言うかも知れません。で も、少なくとも、数学の授業中 だけは、数学を考え、解き方を 工夫して自分の数学を創り出し て下さい。頑張って下さい。


3つの要素」・「2つの希望」
     高校一年学年主任 井上



4月7日、いよいよ高校生活が 始まりました。この日に集った皆 さんの風貌は凄々しく、素晴らし い三年間となる予感をひしひし と感じて妙に心が高揚しました。 そして、皆さんには、「柔軟な心」・ 「たくましい体」・「学ぶ心」の「3 つの要素」の体得を要求しました。 私たちの学年は無限の可能性を 秘め、新しい渋谷幕張の方向性 を構築する使命を担っています。 前例主義にとらわれず「未知の 原野を突き進む気概 の必要性を、改めて皆さんは確 認して下さい。ところでaグルー プの諸君は私が入学に際して要 求した「2つの希望」を覚えてい ますか。それは「限界までの挑戦」 と「GlobalStandardな視点での 思考」です。gグループの皆さん には改めてお話しますが、これ は「3つの要素」の達成の方法論 の一部として継続して意識しても らいたいと考えます。教条的なこ とを語るつもりはありません。一 人ひとりがその個性に合わせて、 じっくりと、そして着実に成長し ていく姿を楽しみに見つめていき ます。

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平成21年(2009)5月13日改訂