えんじゅ:226号


中学第3学年
模擬裁判      


  十一月二十七日、毎年恒例の 模擬裁判が行われました。模擬 裁判は今年で十四回目を数える 本校の伝統行事です。毎年中学 三年生を対象とし、東京弁護士 会所属の弁護士の先生方にご指 導をいただいています。  今年扱われたのは窃盗事件 でした。生徒にあたえられた配 役は、裁判官五名、検察官・弁 護人それぞれ十名、刑務官・廷 吏それぞれ一名。立候補した約 五十名から選ばれた生徒たちは、 中間考査終了後から昼休みや 放課後に毎日のようにミーティ ングを行い、入念な準備を行い ました。また、本番一週間前の 十一月二十日には、弁護士の先 生方にご来校いただいて、リハー サルを行いました。生徒から先 生方に分からないところを質問 し、多くのアドバイスをいただ いて、本番に備えました。  配役以外の生徒は、公民Aの 授業で模擬裁判資料を読み込 み、検察官・弁護人それぞれの 立場から、裁判の内容を話し合 いました。  そして本番。模擬裁判のハイ ライトは、証拠調べでの証人尋 間、被告人質問です。検察官・ 弁護人ともこの日のために自分 たちで考えた尋問・質問を行い、 誘導尋問・誤導尋問に対しては 積極的に異議を出すなど、白熱 した展開になりました。  今年は検察官・弁護人の主張 が括抗した裁判だったため、裁 判官の審議にもかなりの時間を 要しました。結果、判決は被告 人無罪。裁判官五人中三人が無 罪、二人が有罪という判断でし た。また、陪審員として参加した、 配役以外の生徒の判断は、有罪 八十一、無罪百五十一という結 果でした。  模擬裁判を終えた生徒たちか らは、「裁判や司法制度に関心を 持つようになった」、「ぜひ法曹 を目指したい」などの感想が寄 せられています。

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平成22年(2010)1月12日改訂