えんじゅ:275号


高二修学旅行(五泊六日)
10/6・7~10/11・12



  三年ぶりに中国(約二二〇人)と九州(約一二〇人)の選択で実施した。台風に挟まれ一団と九州は初日を短縮(遅延)せざるを得なかったが、都合十九本のラインネットのみで数少ない選択肢から回避策を遂行できた。「連絡係」をお願いした保護者の皆様に何よりも感謝を申し上げたい。





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中国修学旅行



 台風に翻弄された一団(DEFHI組)は、旅行中止の危機は免れたものの、睡眠時間を削られ、多少のスケジュール調整が必要であったが、二団(ABCG組)と共に、無事に全日程を終えることができた。
 研修内容は濃密であった。北京の故宮博物院と万里の長城、西安の兵馬俑坑と華清池・大雁塔は全員が訪れた。時を忘れ、それぞれの歴史ドラマを空想しながら見学を終えると、足の重さから相当の歩行距離を実感した。学校交流では、決められた時間にせかされはしたが、不器用ながらも温かく和やかな空気に包まれていた。
 国慶節あけの仕事始めの日が振替の土曜日であり、車両番号制限がないために大量の車が町に溢れたこと、例年になく雨や風が少なかったことなどの悪条件が重なり、大気の状態は良くはなかった。しかし、危ういバランスを保ちながら変化を急ぐ国の勢いを肌で感じた。変化の反作用に翻弄されながらも、ひたむきに生きる人々のまなざしを心で感じた。何より、目の前でさばかれた北京ダックを、口いっぱいに頬ばった時の感動を忘れることはできまい。






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九州修学旅行



 常々旅行は「修学」ではなく「契機」と考えている。長い人生で、九州は何度も再訪するだろう。しかし、友人と贅なる時を共にする旅は格別である。
 今年の九州は、中学以来の班別研修の集大成と位置づけ、一期生以来の定番と、昨年度の「都市間移動」も含めた「いいとこ取り」とした。平和学習から始まった長崎では、高一時の広島と比較できる視点が有効であった。長崎が「非日常」となるくんち初日や熊本での皆既月食も思い出を一層彩色した。御嶽噴火直後の訪問ゆえ、雲仙・阿蘇・桜島の見学に加えて、天気予報(桜島噴煙情報)や火山灰収集車の疾走に、火山との共存が生易しいものではないことを学んだ。
 定宿のホテルで「他校と異なり、本校生徒は修学旅行で泊まった部屋番号を指定して再訪する」と伺った。ホテル冥利に尽きるこの話に、今回は何人が関わってくるだろうか。将来の楽しみも土産に残した旅であった。






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ニュージーランド生来日
9/15~9/27



 学校史上最多、五十三名のNZ生は二週間のホームステイを終え無事帰国した。滞在中は、幕張インターナショナルスクール、幕張南小学校、両国国技館等を訪問。放課後や週末はホストファミリー(中三~高二)と思い思いの時間を共有した。  異なる文化や価値観に触れる時、「違いを認め合う」難しさは、体感して初めてわかることが多い。今回の交流は貴重な「体感知」となろう。  NZ生訪日前は互いに緊張や不安もあったが、帰国日、涙の別れとなった多くのファミリーの姿がこの交流の成功を物語っていた。





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シンガポール ラッフルズ・インスティテューション生来日

9/20~9/27



 九月二十日から二十七日までの一週間、シンガポールのラッフルズ・インスティテューション(RI)生徒七名が来校した。  このプログラムは渋谷教育学園とRIの相互交流プログラムとして毎年行っているもので、この三月にシンガポール研修に参加した生徒がホストとして彼らの受け入れを行った。  RI生は学校のリーダーシップ育成プログラムに参加しており、積極的に日本の文化や生活の様子を学ぼうとしていた。ホストの生徒も、彼らと身近に接する中、普段とは異なる視点で学校生活を送ることができた。





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平成26年(2014)11月20日改訂