東京・マレーシアの二大会を勝ち進みアメリカ、イェール大学にてWorld Scholar's Cupチャンピオン大会に参加しました。これは「学びの祭典」とされ筆記試験、ディベート、エッセイクイズから構成され、学ぶ喜びを共有する事が目的です。 題材は自然科学から文化芸術まで、中にはヒーロー文化など、 一風変わったトピックも。幅広い分野を自主的に調べて、疑問を解決していく面白味と、チーム三人で協力して挑む競技の臨場感が醍醐味です。世界中から集った四五〇人もの学生との交流イベントやボストンの大学見学ツアーなどもあり、時間を忘れる一週間でした。 |
渚で一粒の光彩に気付く事がありました。ヴィーナス誕生の泡のようなそれは海底が、硝子を玉に新生したものでした。 十一月十五日、三七回全国中高英語教員の「英語弁論大会」で英語科の小泉香織先生が優勝されました。文科省、英検協会、朝日新聞等、九つの後援団体がある権威ある大会です。 予選を抜けた全国の諸先生中第一位でした。内容は「授業中の生徒の真摯な姿」に先生が感動し、英語教師としてどう在るべきかを考え、訴えた論旨が大会関係者の心を大きく掴む結果となりました。 我々の後生である小泉さんが、その道において「先生」に成られたことに深く、敬意と祝意、謝意を添えてご紹介致します。 |
田村校長が中公新書ラクレの「教えて!校長先生」シリーズの一冊として上梓したものです。なにやらセンセーショナルな印象のタイトルになっていますが、これは進学情報やPRの本ではありません。本校と渋谷校との創設者本人が語る、両校の建学の精神と歴史です。 現在に至るまでの学校のあり方が語られるだけでなく、田村校長が青春時代から教育者になるまでのさまざまな経験から学び得たこと、現代社会と教育のあり方についての考えや、子供を持つ人々へのメッセージなど、思いに満ちた読み物になっています。立川志の春、水卜麻美、平野拓也、中村美里、田中マルクス闘莉王といった各界で活躍する卒業生諸氏からの母校への熱い思いも寄せられています。 |