えんじゅ:308号  


 

 

第三十三期生 卒業式


 平成三十年三月一日、平成二十九年度卒業式が盛大に挙行されました。  平日にも関わらず多数ご参列くださった保護者の皆様方や在校生たちの盛大な拍手に迎えられ、E・エルガー作曲の行進曲「威風堂々」の調べに導かれてA組から順番に入場する卒業生一人ひとりの姿に、それぞれの人々のそれぞれの思いが感じられました。  各担任による呼名の後、第三十三期卒業生を代表して石野佑介君が学校長より卒業証書を受け取り、全員の卒業が正式に認証されました。  校長式辞で、校長は最後に『星の王子さま』の著者として有名なサン=テグジュペリの言葉を引いて、「未来とは、予知しようとするものではなく、自分で可能にするものだ」といった餞の言葉を卒業生に贈りました。  また、ご来賓の高梨兵左衛門様(キッコーマン株式会社特別顧問、上花輪歴史館理事長・同館長)は、「徳は本なり、財は末なり」といった言葉を引いて、健康で心豊かな人生を送ってほしいとの餞の言葉を、そして中村徹様(元運輸事務次官・元成田空港公団総裁)からは、本校卒業生としての誇りをもって人生を切り拓いてほしいとの餞の言葉をいただきました。  明け方までの暴風雨がうそのような快晴のもと、たくさんの餞の言葉を携えて今年も大勢の若者たちが本校を巣立って行きました。
 

第三十三回マラソン大会


 二月十日土曜日、晴天に恵まれ、マラソン大会が実施されました。コース・レース形式は昨年度と同様で、中高男女四部門七レースが行われ、完走者は中学生七六五名、高校生六一九名でした。  高校女子の部で優勝した早川知里さん(二B)は昨年度も優勝しており、大会連覇。一昨年は中学女子の部でも優勝しており、そこからカウントすると女子の部三連覇という快挙を成し遂げました。また、今年度は大会当日の体調不良者が多く、後日行われた不参加者のためのレースにも数多くの生徒が参加しました。大会当日学級閉鎖中であった二年五組はそのレースに全員が参加し、中でも、角田透也君が十九位相当、種瀬愛美さんが五位相当の上位入賞クラスの走りを見せてくれました。来年度、中学最上級生として臨む彼らの活躍が期待できます。  右に紹介した生徒だけでなく、一人ひとりの生徒がそれぞれの目標に向かって一生懸命走ることができました。ご協力ありがとうございました。