平成三十年三月一日、平成二十九年度卒業式が盛大に挙行されました。
平日にも関わらず多数ご参列くださった保護者の皆様方や在校生たちの盛大な拍手に迎えられ、E・エルガー作曲の行進曲「威風堂々」の調べに導かれてA組から順番に入場する卒業生一人ひとりの姿に、それぞれの人々のそれぞれの思いが感じられました。
各担任による呼名の後、第三十三期卒業生を代表して石野佑介君が学校長より卒業証書を受け取り、全員の卒業が正式に認証されました。
校長式辞で、校長は最後に『星の王子さま』の著者として有名なサン=テグジュペリの言葉を引いて、「未来とは、予知しようとするものではなく、自分で可能にするものだ」といった餞の言葉を卒業生に贈りました。
また、ご来賓の高梨兵左衛門様(キッコーマン株式会社特別顧問、上花輪歴史館理事長・同館長)は、「徳は本なり、財は末なり」といった言葉を引いて、健康で心豊かな人生を送ってほしいとの餞の言葉を、そして中村徹様(元運輸事務次官・元成田空港公団総裁)からは、本校卒業生としての誇りをもって人生を切り拓いてほしいとの餞の言葉をいただきました。
明け方までの暴風雨がうそのような快晴のもと、たくさんの餞の言葉を携えて今年も大勢の若者たちが本校を巣立って行きました。
|