今夏、英語ディベート部は様々な大会に参加し、優秀な成績を収めました。まず、八月四日・五日、日出中学・高校(東京都目黒区)で行われた「NSDA ジャパントーナメント」に参加しました。本大会は、九〇万人の会員と九〇年の伝統を持つアメリカ最大の青少年ディベート大会NSDAの日本大会です。今回、「国連が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)を達成するために、高等教育は学生のコンピテンシーの育成に注力すべきか、旧来の学問科目を教えるべきか」の論題でディベートを行いました。結果、二年生の井上真帆さん、田村多真美さんが優勝し、世界大会への出場権を手にしました。両名は本年六月にフロリダで開催された世界大会でも活躍した経験があり、経験と実績を積み重ねていた中での本大会優勝となりました。また、一年生の柾木豪木くん、竹内侑奈さんのチームもベスト8に入り、同じく一年生の梶谷凛奈さん、金世和くんのチームはベストロジカル・シンキング賞(企業賞)を獲得しました。さらにチームだけでなく、個人でもその活躍が表彰されるなど、素晴しい成績を残すことができました。
八月二四日には「第一回HEnDA 千葉サマーカップ」が成田国際高校(千葉県成田市)で行われました。「日本国は,本人の意思による積極的安楽死を合法化すべきである。是か非か。」の論題でディベートを行い、石井雄山君らのチームが優勝しました。本大会は一般財団法人高校英語ディベート協会主催の大会で、千葉県内での英語ディベート活動を活性化する目的で本年度から始まったものです。さらに一年生の山田彩夏さんはベストディベーター賞を受賞しました。帰国生、一般生問わず活躍し、またディベート歴の長短を超えた総合力で勝利を飾ることができました。
この先、秋と冬には大きな大会が続きます。今回の結果を振り返りつつ、生徒主体で活動を続けて参りたいと思います。
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