ボランティア活動

ボランティアのすすめ


 ボランティア活動や体験活動は、これからの青少年によって大切なこととして考えられ、我が国でもすでにいろいろな形で実施されています。ちなみに、米国における18歳以上の青年の60%以上は、ボランティア活動の経験があるといわれています。21世紀における国際化、グローバル化が急激に進む中、世界に遅れることなく積極的に活動に参加することが必要です。また、本校の教育目標である「自調自考」の理念を具体化し、これまで培った意思を行動に移す活動こそ、自分を高め、社会に貢献し、地球環境を守ることにつながると考えています。
 また、1995年に起きた阪神・淡路大震災の際に多くの若者が被災地を訪れて救援活動を行い、この年が「ボランティア元年」となりました。そこで、本校では、2001年4月以来毎年、田村校長先生より「ボランティアのすすめ」を中学1年生から高校2年生までの全生徒に配布し、ボランティア活動に対する意識を高め、その活動の推進に役立てています。「人の役に立つこと」を目標にして、自分を知り、何のために、どのように行動するのかを決めて「活動」するボランティアは、まさに教育目標である「自調自考」の実践です。この実践は生徒にとって、社会への貢献や地球環境へと目を向ける機会となり、生徒たち自身の成長につながります。このホームページでは、「ボランティアのすすめ」を通して学んだことをもとに自ら活動した生徒たちの記録を紹介していきます。