えんじゅ:120号

槐  祭  −−文化の部−−

〜 ! 意外性を求めて 〜
中  学

(9月12日(土)・13日(日))


一学期の半ばから文化祭実行委員会の指揮の下、 着々と準備を進めてきた本年度の槐祭文化の部。 高校との歩調を合わせるために、しばらく待た された時期もあったが、その間も中学生の若い バワーは萎えることなく、夏休みを経て九月に 花開いた。

空き缶アート(1年5組)
べるばらすぺしゃる(1年6組)

見学から参加へと180度立場の変わった中学 一年生は、初めてながら積極的に取り組み、 どの企画にもクラスの個性が感じられた。
中学校一階ホールに飾られた「空き缶アート」 は1年5組の作品。夏休み中から集めた空きげ 缶6545個の大作だった。また、一学年 6クラスの内、3クラスが演劇を上演したのも 印象的だった。


中学二年生にとっては二度目の槐祭とあって 浮き足立つこともなく、落ち着いた雰囲気の中で 準備が進められていった。内容は全クラスが 展示又は演示だったが、一つの題材を深く掘り 下げて考察する姿勢がうかがえ、レベルの高い 発表であった。中でも、身近に起きたささいな 事件を想定した2年6組の「もぎさいばん」 は出色だった。

もぎさいばん(2年6組)
演劇審査会より(3年1組)

中学三年生は「第参学年演劇審査会(コンクール)」 と題し、全5クラスが講堂において演劇を上演した。 各クラス20分程度の短い芝居 たったが、脚本や背景に創意工夫が見られ、飽きの こない2時間を過ごすことができた。
上演後に中学校ホールで三年生全員を集めて行われた 「審査発表会」では、各賞の発表ごとに拍手と喚声が わき上がり、講堂以上の盛り上がりを見せた。


学年の統一企画には、綿密な計画などの苦労も多いが、 学年のまとまりをはかる意味では効果的な企画であった といえよう。


部活動に目を移すと、発表した団体は吹奏楽部、 演劇同好会、科学部化学班、天文班、アニメーション部、 文芸同好会、室内楽同好会の七つであった。参加数は 昨年と変わらないが、その内容は昨年よりも充実して いたように思う。
文化部にとってこの槐祭は数少ない発表の場の一つで ある。彼らのひたむきな姿勢と不断の努力が、密度の 濃い発表につながったのだろう。

ガラス作り(科学部化学班)

その他では、三つの学年それぞれの展示と教科(社会) の展示が例年通り行われた。
本年度槐祭のテーマ「!意外性を求めて」は中学生にとって は少し扱いにくいものだったかも知れない。にもかかわらず、 それを追求し、発表できたことは高く評価して良いだろう。

意外性を求めた結果、生徒一人一人が得たものは何か。 実はそこに本当の意外性が潜んでいるような気がする。


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平成10年(1998)10月9日改訂。