えんじゅ:122号
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去る十一月四日(水)、十一日(水)、十八日(水)、十二月二日(水)の四回にわたり、
高校一年生を対象に「税務教室」が実施されました。各日とも午後三時から四時までの一時間、
毎回ニクラスが啓発室で税務署の方からお話をうかがいました。「税務教室」は、社会科の学習の 一環として、税務の現場で活躍する方から税について説明していただくことで、税に関心を向け、 税についての理解を深めることを目的に行いました。 講師は、千葉西税務署総務課の三田清明氏 (十一月四日)、同総務課の小宮敏昭氏(十一日)、同法人課税第一部門の東真樹子氏(十八日)、 同個人課税第一部門の本田高広氏(十二月二日)にお願いしました。 「税務教室」では、まず、 税の種類にはどんなものがあるのか、具体的な説明を受けたあと、日本の税の歴吏についての ピデオを見たうえで、税は何のためにあるのか、日本の税制はどのようになっているのか等に ついて説明していただきました。 また、毎回とも生徒からの質間にもていねいに答えていただき ました。 税についてあまり考えたことがないという者も多く、生徒達にとって今回の「税務教室」は 税についての理解を深めるよい機会になったようです。 一年A組 植田 最後に何度かくり かえされていた「税金は民主主義の国家の国民にとって共同生活を維持するためのいわば 会費といえるのです」という言葉が印象に残った。ただ、消費税を五%に上げたからには 老後の保障をもっとしっかりしてほしいし、何にいくら使われているのかもっと惰報公開 しなければ、すすんで税金を納めようという気持ちにはなれない気がする。 一年A組 金子 「税が適正に便われているか、 そういう見方で税をみてほしい」という言葉が心に残りました。今まで税の必要性も知らずに 「消費税なんていらないよ」と思っていたのがはずかしくなりました。 一年A組 藤本 私たち が払っている消費税などについては今まで考えたことがあったが、私たちが税によって受けている もの、敦育の費用や公共掩設の費用などについては考えたことがなかった。消費税が五%になると き、いやだと思ったが、結局は私たちの生活に返ってきているのかもしれない。税金の使われ方 に興昧を持た。
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