えんじゅ:124号
1月16日・佐倉市民音楽ホール | |
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毎年恒例のアンサンブルコンテスト。ハーモニーを重視するだけに少人数での参加も十分可能な 大会である。従って他の大会でめぐり会うような手強い高校もあれば、このコンテストに目標を しぽる高校も多く、自然とレベルの高い大会となる。 そんな中、我が音楽部は三度目の出場となった。 一昨年は銅賞、昨年は銀賞だったので、今年こそは…:と誰もが期待するように、 部としても金賞を目標に頑張ってきた。そしてついに、この大きな目標を達成することができた のであるが、この結果を導けた理由とは何だろうか。 今回のコンテストの練習には、方法上、 以前と違うことがあった。前は一人一人が丁寧に音をとって、楽譜に従うことに重きをおいて いた。しかし今回はそれ以上に、曲に対するイメージを一致させて、全体での練習を重要視した。 このことが最大の理由ではないだろうか。 そのことを裏付けるような言葉を、一人の審査員の方から頂くことができた。 「去年と比べてよいできだった。互いに声を聞き合って、ハーモニーを感じていた。」 この言葉を聞いて、ふと感じた。各々が丁寧に歌うのも重要だ。だが仲間が互いに声を聞き合い 調和させようと心がけること、また、全体の中での自分の役割をしっかり意識することが何より 重要である、と。素晴らしい発見だと思う。このような発見を求めて、結果に浮かれずに頑張って いこうと思う。
(2C 丹羽) |
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