えんじゅ:130号

九州修学旅行

10月11日(月)〜16日(土)


 九州の修学旅行は少人数と規制や危険が比較的少ない国内という利点を生かして ルート決めから生徒と旅行委員会を開いて検討します。今年度も17名の参加者と 開校以来の九州修学旅行ルートをベースに委員会で見学候補地を出しながら企画を 進めました。土壇場での大分から鹿児島プランへの変更をはじめ、宿や料理の選定、 移動コースの決定など、生徒自らが事前準備に前向きに取り組みました。

 鹿児島から始まった旅は目的地への到着が概ね早まり、見たい時には時間を伸ばし、 雨なら早めの出発など中型バス1台の少人数の良さが随所に発揮されました。長崎 市内やハウステンボスでは1日ずつ、鹿児島市内は半日を班別自由研修にあて計画 に従って歩きました。1年の広島研修に続き長崎では被爆者協議会長のお話を伺い ました。知覧を経て阿蘇、熊本、雲仙、長崎、佐世保、吉野ヶ里、太宰府と話題の 見学地も含めて九州を横断し、ポケモンの彩られた飛行機で福岡を発ち6日間の旅 を無事終えました。

 旅行後のアンケートによると知覧の特攻平和会館、長崎の夜景、阿蘇の噴火口、 宿の料理や温泉等が好評で、ハウステンボスは持て余し気味の男子と女子で評価が 分かれました。天候にも概ね恵まれ、全員で協力しあい明るく落ち着いた思い出深 い修学旅行となりました。


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平成11年(1999)12月 2日改訂