えんじゅ:137号

インターネット活用の教育
〜2つの実践〜

教育情報化推進部長 笹川 


(1) 保護者対象のインターネット講座

 「インターネットにおける光 と影の部分」を理解していただ く場を作り家庭での対応に役立 ててもらいたく、今年度、4回 にわたり高1の保護者を対象に したインターネット講座を実施 する。第2回まで終了したが、 その時の様子を報告する。
 まず、「ホームページの情報 を自分の資料としていかにして 役立たせるのか。」 を目標にし た実習。その際の講師は、高校 1年生の生徒達。熱心に自習指 導をする活さ活きとした生徒の 様子が見られ時間が経つのがと ても早く感じられた。次に、著 作権、ネット犯罪などの 注意点についての講義。 最後に、校長先生宛に E−Mailで感想を送るとい うもの。感想を見ると実習は楽 しく、影の部分も理解していた だき、特に講師として活躍した 高1生に感謝するものが多かっ た。


(2)系列校シンガポール校との交流

 リアルタイムの利点を生か し、シンガポール校との交流を チヤツトを活用して行った。第 1回目は 「高校3年生の生活と 受験」がテーマ。1時間程度の 時間であったが、議論は白熱し たものであり、双方の生徒にとって有意義な時間を過ごせたと 思う。今までに生徒の交流がな かったのが不思議なくらい。次 回も続けていきたい実践である。


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平成12年(2000) 9月 8日改訂