えんじゅ:143号

進路室から       
医歯薬大学体験講話



  医歯薬大学体験講話 2/17


 本校では、近年理科系希望者が急増し、中でも医・薬系への希望は多い。昨年より医・歯・薬系大学への希望者を対象に説明会を設けています。

 今年は、東京大学薬学部3年生(12期生)、千葉大薬学部大学院1年生(10期生)、千葉大医学部1年生(15期生)、国立千葉病院勤務医(4期生)の4名を迎え実施しました。

 当日は60名程の生徒が参加し、皆熱心に聞いていました。

 卒業生の皆さんもそれぞれの学年、立場における特徴ある内容を伝えてくれました。卒業後の職業についての詳しい説明や現職の医師として、医師国家試験の特徴や勤務体系などの具体的な話。化学の知識を使っての薬の効き方の説明。医師を目指すなら受験のみに偏らず、読書などバランスのよい勉強をというアドバイスなど。

 全体会後も下校時刻まで卒業生に質問するなど、その熱心な生徒の姿が印象的でした。

 
  高2大学体験講話 2/21  


 高校2年生のこの時期は、コース・科目選択が終了すると同時に、自己実現に向けた気持ちの引き締めの時でもあって、例年この時期に高2を対象として卒業生による大学体験講話を実施しています。話の内容は、受験勉強の方法ではなく、大学での生活の様子、その大学の特徴、高校2年生当時に考えていたこと、受験期の心構えなどがその中心となります。

 今年度は卒業生として、早稲田大学法学部2年生(14期生)、千葉大学理学部化学科2年生(14期生)、東京大学大学院人文社会研究科2年生(9期生)、東京大学大学院新領域創成科学研究科2年生(9期生)の4名を迎えて実施しました。1人あたり10〜15分という短い時間でしたが、ユーモアを交えながらも受験校の決定や大学生活における大切な点を的確に話してくれました。大学生の2人はかなり緊張していたようですが、真剣な語り口調の中に真摯な気持ちがよく伝わってきました。また、院生の2人は、やろうと思うことがあれば何でもできるのが大学・大学院の特徴であることを強調していました。と同時に、それを可能にするかどうかは自分にかかっていることを学びました。

(進路部)


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平成13年(2001) 7月19日改訂