えんじゅ:156号
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9月14日・15日、第18回「槐祭」文化の部が開催された。今年のテーマは「@しぶまく.come」というIT時代を生きる生徒達が、 千客万来の思いを込めて考え出したものである。 15日の一般公開では、雨模様であったにもかかわらず、開校以来最高の7000名を越える多くの方々が来校された。入口付近では、 高校2年F組が作成した安定感がある斬新な歓迎門を背景に、思わずカメラに収めるお客様も多く見かけた。
![]() ![]() 中学の部では、今年から23クラス時代の文化祭が始まった。様々な個性表現を発揮する場であることは、中学全39団体にも現れて はいたが、その中でも特筆したいのは、学年展示・発表の充実である。 日頃の活動を発表する場が文化祭という考え方があるとすれば、どの学年も特徴を持つ日頃の活動ぶりがよく分かる内容であり、 生徒諸君の見学も例年以上に多く見られた点が嬉しい。 各クラスの発表は、展示・工作から演劇傾向に移行している点がこの数年の特徴であるが、予算範囲内での工夫・努力の跡が伝わってくる。 話し合いから始まり、準備活動・場所の確保や支給金のやりくり、そして反省までを今の所属するクラス・団体で少しでもプラスにして欲しいと考える。
![]() ![]() 高校の部では、文化祭実行委員会執行部が、文化祭のあり方、文化祭大綱とのギャップに頭を悩ませながら、何とか学校全体に活気が漲る文化祭にしようと、 下校時間を忘れるほど熱心に取り組んだ。その苦労が少しでも生徒達や先生方に理解され、文化祭そのものに反映されていれば嬉しい限りである。 今年は、全体的に2日間の終日準備を有効に使いながら例年よりスムーズに準備が進められた印象だ。 ただその一方で(クラス)「手軽に楽しむ」企画が多く、じっくり時間をかけながら何かを創り上げるという情熱に少しもの足りなさを感じた。 有志(特に文化部)については、逆に日頃の充実した活動ぶりがうまく表現されていたようであり大変好評であった。 ボランティア関連の企画も年々増えつつあるのも新たな傾向として歓迎したい。今後の文化祭をより良くするためにも今年の反省を生かし 「渋幕」の一大イベントになるよう、一過性ではない、日々の活動の充実をさらに望みたい。
![]() ![]() 最後に、バザーや古本市では、保護者の皆様方から多数の貴重な品々をご提供いただきまして有り難うございました。 今年は一段と大きな収益を得ることができました。収益金は、皆様の善意に報いるよう、中高生徒会の 連名で公共機関に寄付させて頂く予定です。 | ||||||
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スローガン『@しぶまく.come』にふさわしく今年の文化祭も多くの人々が来校した。 昨今では幕張もすっかり有名スポット化し、一段と注目度を増している。だが急成長を遂げた新都心の中にあって 私たちが何を為し、何を考えるか、それは私たちにかかっていると言える。 今回の文化祭に際して普段と違う何かを考えることができただろうか。 大きなイベントが1つ終わったことになる。文化祭、思い出に残るものにできただろうか。 年に一度の機会である。納得できるものにしたい気持ちは皆同じだろう。そもそも文化祭は学術的芸術的に基づくものであるが、 学問的芸術的な品質の追求を強いるよりは、生徒一人ひとりの自己判断による行動で、企画内容を豊かにすることが、 充実した文化祭の構築と「渋幕文化」の形成に貢献するものと私は考えている。願わくば来年度以降も、 多様性や個性を感じられる文化祭を作り出して欲しい。 また今回の文化祭に尽力してくれた人々がいたことを忘れないで欲しい。 私自身もこの場を借りて、ご協力いただいた全ての方々に感謝し、お礼申し上げる。
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今年も文化祭が、無事終了しました。ほとんどの人がこの2日間を楽しみ、多くの思い出を作ることができたと思います。 その中でも特に、クラスでの出し物が心に残ったのではないでしょうか。 出し物は、クラス全員が1つになり協力し合って、初めて成功します。そして、その1つ1つがあるからこそ、文化祭全体が出来上がるのです。 その中で私達は、無意識のうちに新しい人間関係を作っています。 今まで話したこともなかった人と友達になったり、親しい人の意外な一面を見ることもあったでしょう。 それはクラス内に限らず、他のクラス・学年との間でもあったと思います。 これがあるからこそ、学校全体もまとまっていくのです。あたり前のようだけど、私はとても大切なことだと思います。 この文化祭で築いたチームワークを、今後の行事にも大いに生かすことができるといいと思います。
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![]() 図書委員会の年間活動で一番大きなイベント、槐祭の古本市が今年も無事終了いたしました。 今年の売上は、次のようになりましたのでご報告いたします。
これらの売上金は、生徒会を通じて、公的団体に寄付される予定です。 最後になりましたが、本を提供してくださった方に、心より御礼申し上げます。
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平成14年(2002)10月15日改訂