えんじゅ:160号
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スキーは私の憧れだった。今までずっと、真っ白な雪の上をすべってみたいと思っていた。 経験も知識もゼロだった私。講習中は人一倍転んだし、みんなにいっぱい迷惑をかけてしまった。 でも夢中で頑張っていたら、コツとかをつかんでわけじゃないけれど、いつの間にかすべれるようになっていた。 四日目の自由時間に初めて一人ですべったときは、ちょっと感動した。周りの人に比べたら格好も悪いし不安定だけれど、 一人ですべれたということがとてもうれしかった。 もっともっとすべりたい。みんなのようにきれいにすべりたい…。そう思う自分がいたときスキー講習に参加して本当に よかったなと思った。また、すべれるようになるには、コーチの指導と友達の助けがあったからということを忘れないでいたい。 私は今、すべれる喜びを全身で感じている。 | ||
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平成15年(2003) 3月3日改訂