えんじゅ:160号

中三
模擬裁判

十二月十八日、弁護士の先生方の熱心に指導される姿や言葉は模擬裁判以上に生徒によい刺激となったようです。

「お話しをきいて」    3年7組 宮沢

椎名先生の話がすごく面白かった。今までの弁護士という職業のイメージがいい意味で崩れ、魅力を感じるようになった。 仕事への心構えに誠意が見られたのだ。 以前テレビドラマなどで弁護士が自己利益の為に、裏でお金を使ってでも裁判に勝とうとする場面を見たことがある。 しかし先生は思いやりのある弁護士だ。依頼者と対等の立場で気持ちを考えるのは頭脳だけではできないだろう。 さらに、弁護士には事件について相談する相手も必要だそうだ。つまり弁護士になるためには、難しい試験を合格するための 教養だけでなく、思いやりや、頼りにする人とのつながりも大切なのだ。そして最後に先生のモットー”根拠のない自信にいかに 根拠をつけて生きるか”これはすごく良い言葉だと思った。また自分に限界を設けない、という言葉も印象に残った。 これらを聞き、私は漠然としたものに向かう今の自分のままでいいので、とにかく自分を信じることが大切なんだと、勇気づけられた。


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平成15年(2003) 3月3日改訂