えんじゅ:174号

第二十回
槐祭



九月十一・十二日、第二十回「槐祭」文化の部が開催された・ 咋年同様、初日は保護者と・卒業生に、二日目は一般に公開されることになった 二日間の来場者数の合計は、史上最高の一万四百五十人を数え、本校に対する 社会的期待の高まりを強く感じさせた。 「文化彩渋幕的色どり」のスローガンの下、各団体の展示、発表が織り成した 多彩な模様は、多くの来場者を魅了してやまなかったようだ。文化祭全体の収益金、 ー七万三百二十円は、日本赤十字社に寄付された,また、有志団体によって、 イラク復興のための緊急募金が行われ、十二万一千六百九十七円がユニセフに寄付され た。協力して頂いた方々に深く感謝の意を表したい。



「文化祭を終えて」      文化祭実行委員長(中学) 黒川

今年も例年通りたくさんの方が来訪して頂き、とても賑やか な槐祭になりました。そして、初めての槐祭を迎える中学一年 生から、最後の槐祭になってしまう高校三年生まで、思い出が たくさん詰まったものになったと思います。

私は今年で、二度目の槐祭を迎えました。昨年は、一年生だったということもあり、 ただがむしゃらに頑張っていた気がします。しかし、今年は、少し先輩になった責任感から 落ち着いて、クラスの準備や、文実の仕事を余裕を持ってできたと思います。

そして、私としても、とても楽しく、また、新たな発見も多々あり、充実した槐祭となりました。 そして、そこにはクラスとしての協力や、先輩方の優しく、熱心なアドバイスなどたくさん の人からの応援がありました。皆さん、木当にありかとうこざいました。



「文化祭を振り返って」 文化祭実行委員長(高校) 柴田

今年のスローガンは『文化彩 〜渋幕的色どり〜』。第二十回という記念すべき年たった。 さらに過去最多の団体数で実施され、総入場者数は一万人を越えた。 一学期に入ってからの準備期間はわずか一週間と厳しいものだったが、 どうにか開催できてホッとしたのがまず、正直なところだ。 今年度は例年にも増して、個性的な企画が多くみられたのではないだろうか。 さらに今年は有志団体数が非常に多く、空き教室がなくなるという事態も起きた。 このような傾向が来年度以降も続けばいいと思う。しかし、課題も残る。 来年の食品の販売形式や取り扱いなど検討すべき点も多い。他校の例もふまえ、 委員会としての監査機関を設けるなど、現状維持に努めたい。 最後に、文実発足当初から助言を頂いた井上先生をはじめとする顧問の先生方と、 パンフ制作から当日までずっと執行部をサボートしてくれた伊藤君にお礼を述べて、 この文章を終えたい。


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平成16年(2004)10月18日改訂