えんじゅ:195号


中学三年
奈良修学旅行
        



   去る十月八日(日)から十月十一日(水)にかけて、中学三年生の奈良研修が行われました。
 ルールを守り、班活動を安全かつ円滑に進めること。それこそが、今回の研修における最大の目標でした。
 今回の研修では、生徒達が、昨年の苦い思い出を胸に、一人一人、渋幕生としての自覚を持って行動をすることができました。 その結果、班行動中の大きなトラブルも無く、四日間を無事に乗り切ったことは、生徒たちにとって大きな自信になったようです。
 班行動の規律が守られた結果、「各自の設定したテーマを追求する」という、学習目標も十分に達成され、今回の研修は、全体的に、 非常に有意義なものとなりました。
 




研修のルール


研修生活担当委員長 河原





 今回の研修は四日間全てが班行動、しかも毎日班全員が変わった班も少なくなく、テーマをより追究することができたと思います。
 しかし、研修前には、生活のルールがなかなか決まらず苦労しました。前回の会津研修では、一部にルールを守れなかった人がいたからです。 今回は、自分達でルールを決めよう、という主体的な意志を持った有志の生活担当委員が集まり、毎日話し合いをすることで、一つずつルール を決めていきました。
 一つ一つの事柄について、反対意見と賛成意見とを十分に議論するのはとても大変な作業でした。なかなか話がまとまらないことや、決着がつかないこともありました。
 けれども、あきらめずに毎日毎日議論を重ね、最終的に全員が納得するものを作りあげることができました。
 奈良研修では、このルールを十分に生かすことができました。それは、先生に頼ったものではなく、生徒自身が自分たちで考えたものだったからだと思います。 まだ改善の余地はありますが、自調自考にまた一歩近づけた研修となりました。
 

 



研修報告(ある一日)


研修委員 平田




 一日目。新幹線で友達と楽しく会話し、近鉄奈良に着いた。まず向かったのは興福寺。ここではいきなり五重塔に驚かされる。 威厳にあふれて、僕は眺めたまましばらく立ち止まってしまった。これからの四日間に期待を待たせてくれ、とても印象に残った。
 次に向かったのは東大寺。ここで最初の驚きは、寺の門の前にたくさんの鹿がいるということだった。 鹿は基本的に周りの人間を警戒もせず、僕があげた鹿せんべいを食べてくれた。南大門をくぐると、金剛力士像に見下ろされ、圧倒された。 続いて講堂に入り、大仏を拝観した。僕がこの研修で一番見たかったものである。あの有名な東大寺の奈良の大仏。大仏は、想像以上に巨大で、 顔の表情の細かさ、均整の取れた形の見事さなど、どこを取っても圧倒的としか言いようがなく、崇高ささえ漂っていた。 色がとても暗くて濃いのに、なぜか明るい雰囲気に包まれていた。現代でも、これだけのものを作るのは大変なことだろう。 あの時代に、よくこれだけのものを作り上げたなと感心させられた。

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平成18年(2006)11月25日改訂