えんじゅ:214号


文化祭を終えて

中学文化祭実行委員長 齋藤
  


   

 文化祭、お疲れ様でした。  準備から本番、後片付けと、 多かれ少なかれ、十人十色の苦 労があったと思います。そして また、それぞれにそれぞれの楽 しみや感動があったと思いま す。  根祭は、そういう苦労とか感 動がないと出来ないのだと、と いうより、そういうもので出来 ているんだな、と今回実感しま した。  文化祭というものはどこか遠 いところで始まり、誰か知らな い人が進め、高いところでえら い人が終わらせるもの。私がい なくても、勝手に過ぎ去ってい く。  私は、去年まで身勝手にも、 文化祭に対してそういう疎外感 を抱いていました。  しかし文化祭の運営や、管理 という作業にたずさわらせて頂 いた今年、その 「遠いところ」 は他でもないここで、「誰か知 らない人」は他でもない自分た ちなんだと、一人ひとりが動い て起こすほんのすこしのそよ風 が、集まって台風になっていく んだと、知りました。  そんなふうに、たくさんの人 がいろんなことを考えながら も、同じ方向に向かう文化祭は、 やはり大変で、すごくいいこと なんだな、と感動してしまいま した。  この文化祭がそんなたくさん の人たちにとって、素敵な思い 出でありますように。  最後に、私が言うのも変なの ですが、文化祭ほんとうにお疲 れ様でした。そして、ありがと うございました。  私も連絡を伝え間違えたり、 伝え忘れたり、そもそも聞き忘 れたり、本番では道順を聞かれ 間違って答えたり、質問にしど ろもどろになったりと、数えき れないほどいろいろなことをや らかしました。私の苦労は、そ のほとんどが失敗のフォロー だったといって過言ではないと 思います。  しかしそれにもかかわらず、 文化祭は底抜けに楽しいもので した。一大行事の仕事というわ くわく感。自分の出す企画の、 日増しに強くなっていく手ごた え。そして当日、企画を見てく れた人の笑顔。いつものような 失敗すらも、楽しく思えました。  「自分は文化祭に参加してい る」という感動を味わいました。


文化祭準備開始     
生徒部長 菅野


一万二千名の来場者を数え、 今年も文化祭を無事終えること ができた。ご協力いただいた皆 様に、改めて御礼申し上げたい。  今年の文化祭は、公開日の二 日間だけでなく、準備の過程に も多くの成果が見られたと思 う。全生徒が、テーマ 「和」と ポスター、パンフレットの図案 の決定に参加し、テーマを意識 した装飾や発表内容として反映 させることができた。文化祭実 行委員会での審議事項は、例年 以上にクラスの意見を反映させ て決定することができた。委員 会の審議では、中学1年生の純 粋で素朴な意見から、高校3年 生らしい重みのある意見まで聞 かれ、活発な議論を見ることが できた。  本校の文化祭は、自分たちが 楽しむことだけを考えていては 成り立たない。多くの来場者を 数える規模の大きな行事であり ながら、生徒会主催の行事とし て位置づけられている。中学と、 高校の生徒会役員、文化祭実行 委員は、本校の教育活動を多く の方に見ていただくために、さ まざまな工夫をしている。「プ ロジェクトE」と名づけられた マニュアル作成、落し物の管理、 団体ごとの発表時間をまとめた タイムテーブルの作成、新旧生 徒会役員、文化祭実行委員会役 員合同のインフォメーションセ ンター運営など、協力して、さ まざまな仕事をこなしていく姿 には感心させられる。また、整 美委員会のゴミ箱設置、保健委 員会の献血呼びかけなど立派な 活動ぶりを見ることができる。  今回は、従来の第2体育館の 休憩所の運営、バザーに加え、 古本市もクラスにお願いした。 1年C組、2年A組、C組の三 クラスが快く担当してくれた。 また、歓迎門の作成は、陸上部 が担当してくれた。いずれも文 化祭には大切なボランティア企 画である。その誰かがやらなく てはいけないことを担当してく れた生徒たちに感謝したい。膨 大な机と格闘し汗を流す生徒、 提供いただいた多くの品物の管 理に奮闘する生徒、夏休みに炎 天下で歓迎門作成に取り組む生 徒、彼らの活躍も文化祭を支え る大きな力なのだと思う。  今、文化祭実行委員会は来年 度に向けて準備を始めている。 新たな一年、より良い文化祭を 求め、模索を続ける彼らを応援 していきたい。

 

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平成20年(2008)10月7日改訂