えんじゅ:214号


中学校巡検報告
  


今年度の夏休みも各学年の巡検
企画に、多数の生徒(のべ四百余名) の積極的参加がみられました。

中京会 7/30 135名
(千葉県立房総のむら)
 古墳時代の遺跡にじかに触れ考 古学研究の実際を知る

中一理科 8/26 75名
(国立科学博物館)
 植物・動物・化石と進化等のテー マをもって常設展を見学

中一・三美術 8/5 50名
(川村記念美術館)
 対話型美術鑑賞プログラムに参 加し美術鑑賞の楽しさを知る

中二国語 7/31 21名
(子規庵・上野公園・東京大学)
 明治文学の舞台となった上野周 辺をめぐる文学散歩

中二歴史 8/1 45名
(横浜開港資料館・中華街・       神奈川県立博物館)
 国際都市横浜! その歴史と今 を知る

中二地理 8/28 16名
(築地市場・海上保安庁・      佃島・汐留・銀座)
 都心部の機能と再開発をテーマ に徒歩巡検

中三国語 8/9 19名
(国立能楽堂)
 能狂言鑑賞をとおして日本の伝 統文化に触れる

中三社会 7/28 38名
(防衛省・毎日新聞社・NHK)
 庁舎・市ヶ谷記念館を訪ねた後、 マスコミの現場を見学

中三社会 7/28 19名
(フジテレビ・弁護士連合会)
 フジテレビを見学後、弁護士連 合会を訪問し講義を受ける

中三理科 8/29 15名
(かずさDNA研究所      NITEバイオ本部)
 二つの研究所を訪問し、施設見 学及び現職の研究者の方から講義 を受ける

中三ハイキング 8/22 8/23 15名
(大菩薩峠と大菩薩嶺)
 第5回ハイキング研修として山 小屋での宿泊体験をはじめ標高 二千mを超える山行に挑戦


オペラ鑑賞教室
            

 去る七月十六日(月)、新宿初 台のオペラシティーに於いてオ ペラ鑑賞教室が実施された。  演目はかの有名な 『椿姫』。解 説はもはや不要であろう。全く オペラの知識の無かった生徒で さえも、オペラが始まると、「あ、 これ、僕の着メロの曲だ。」といっ た感じで大興奮だった。  十九世紀の流行作家デュマの 小説手法は、テレビドラマなど で散々消費されてきた観もあり、 生徒たちは、若干「べ夕」な印 象を持つかもしれないという危 惧もあったが、それも杷憂。オ ペラハウス全体を揺るがすほど 大きな、そしてトロトロにロマ ンティックで甘美な歌声と、ギ リシア神話を想起させるような 悲劇的なストーリーがあいまっ た独特の世界が現出すると、生 徒たちは、もはや抗うこともで きず、ただその世界の中に巻き 込まれていくばかりだった。  サブカルチャー全盛、ハイカ ルチャー衰退が指摘される現代 社会だが、なかなかどうして。 伝統文化の力はまだまだ失われ ていないということを生徒たち も実感したようだ。

 


二〇〇八年度
高校アメリカ研修             


 十二名の高校一年生 (渋谷高 校の人名を含む) が参加した今 年度のアメリカ研修は、オレゴ ン州ポートランドを拠点とし て、八月八日から二十五日の日 程で実施された。アメリカ到着 後の最初の一週間、生徒達はオ レゴン科学産業博物館の主催す るキャンプに参加し、砂漠地域 での様々な体験学習を通してア メリカの大自然を満喫した。研 修後半の約一週間はホストファ ミリーの家庭にホームステイ をしながら現地の英語学校に通 い、実生活の中で英語を学ぶ貴 重な経験を得ることができた。  普段の日常から離れ異文化の 中で奮闘した彼らの経験が、今 後、英語学習のみならず、様々 な場面で活かされることを期待 したい。  以下、生徒の感想を紹介する。

    一年E組 敷田

 この研修はコミュニケーショ ンの大切さを改めて考える良い きっかけになった。  キャンプでのことだ。現地の 方から先住民についての話を開 いていたときに、私達日本人は 何度も意見を求められた。し かし私達は何も言わず、結局引 率の先生が発言をしただけだっ た。後から、その現地の方が、 黙っていることは失礼にもあた ることだと言っていたと知り、 文化の違いを実感し、次からは 積極的に発言を試みた。慣れて くるにつれ、現地の方々との交 流が深まり、自分が少し成長し たように思えて嬉しかった。  発言を控えることはチーム ワークの良さに繋がることもあ るが、時には意思表示をする ことも大切だと身を持って学ん だ。

 

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平成20年(2008)10月7日改訂