えんじゅ:238号


祝 第26期生卒業




 第二十六期卒業生の皆さん、おめでとうございます。aグループの皆さんは六年間、gグループの皆さんは三年間、長いようで短い、 思い出多き日々であったことと思います。入学した時は、まだまだ幼さの残るあなたがたが、いま、次の時代を担うにふさわしい 立派な青年として、旅立っていくことを、わたしたちは誇らしく思います。本校で出会った多くの人々や、さまざまな経験から学んだことを 大切な財とし、有為の人として、実り多き人生を我がものとしてください。皆さんの将来が幸多からんことをお祈り致します。
 









ご卒業おめでとう

副校長 田村



 いよいよ本校を離れ、新しい環境に身を投じる二十六期生の皆さん、ご卒業おめでとう。卒業に当たり、夫々大きな目標や 夢があると思うが、本校での六年間または三年間の経験を十分に活かし、志高くその道を歩んで貰いたいと思う。GDPで 中国に世界第二位の座を明け渡し、日本の衰退について目にする機会が増えている。一方、個々に見れば、ノーベル賞や スポーツなど、世界で活躍する日本人のニュースも多い。世界に出れば競争は避けられないが、それも見通した本物の見識がこれから求められる。
 これからの皆さんの前に広がる人生が実り多きものとなるよう祈るとともに、自調自考の精神を身に付けた卒業生諸君の益々の活躍を期待する。







ご卒業おめでとう

副校長 松井



 ご卒業おめでとうございます。
 さて、卒業にあたり、渋幕での思い出を一つ挙げてくださいと言われたら何を挙げますか。 体育祭も、槐祭も、マラソン大会も、修学旅行も、自調自考室での勉強も心に残っているでしょう。 でも、実際、卒業生からの話では、いろいろな行事も良い思い出だが、行事に向けて友達と夜遅くまで話したこと、 友達と一緒に頑張ったことが最も貴重な思い出であったという。とにかく卒業生のことは、卒業生に聞くのが一番で、 今、彼はアメリカで何々の研究をしているとか、彼は外科を開業しているとか、彼は大学で教えているなど、 友達の情報は豊富で充実してる。何と頼りになる友達、何と誇りに思える友達。この友達が本校の卒業生の宝となるのです。 卒業生万歳。卒業おめでとう。







自立を目指して

高校教頭 小河



 二十六期生のみなさん、卒業おめでとうございます。
 受験をほぼ終えた君たちはすでに十八歳です。その結果を含め自分の責任であり、他の人のせいにしてはいけない年齢になっています。 多少の金銭的な援助は別として、これからは「自分の人生は自らの手で切り拓く」という覚悟と行動が求められます。 食住を除いた部分は自らの責任でやりましょう。それが実質的な自立への第一歩です。私にも同年齢の子がいますが、 そう話していますし、そうするよう本人に任せています。
 親からの応援が少なくなる分、自由度が増すかといえば逆であって、自律の度合いが増すことを実感するはずです。 それでも、真の自立への一歩となるこの過程を乗越えて欲しい。





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平成23年(2011)3月8日改訂