えんじゅ:238号
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十二月二二日から二五日まで、中学二年生一九八名が参加し、志賀高原でスキー講習会が実施された。風のため一部のリフトが動かない時間もあったが、予定されていた講習は全て行うことができた。参加者の多くが、最初はスキー板を履くことさえままならなかったが、最終日には驚くほどの上達ぶりで、大自然を満喫しながら滑っていた。
「don't Forget」中2 米倉 スキーは約十年ぶりだったが、「そこそこはできるさ」と思っていた。しかし、何もできなかった。まず、坂を登れない、すぐ転ぶ、挙げ句には、止まれずにインストラクターの先生にタックルしてしまった。ポロポロになって部屋に帰り「スキーってつまんない」と思った。だからみんなでトランプをするのが唯一の楽しみ。そんな感じで一日目は終了した。 しかし、だんだんコツをつかんでいった。まず、ブレーキのかけ方を教えてもらった。スキー板をハの字にする。やつてみると確かに止まる。滑りすぎてもハの字にすればすぐ止まる。私はスキーが楽しく思えてきた。先生は様々なことを教えてくれ、私は上達していった。すると、周りのことも感じるようになった。風が清々しいとか、新雪を踏んだときのギシギシという音が気持ち良いなど、とてもスキーを楽しめるようになつた。「トランプよりスキー」になった。 楽しくなると、あっという間に四日間が過ぎた。びっくりするほど短く感じた。様々なことを教えてくださった先生方のおかげだと思った。次にスキーをするのはいつだろう。来年かもしれないし、十年後かもしれない。何年経とうとも、今回実感したスキーの楽しさは、絶対に忘れないようにしようと思った。 | ||
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平成23年(2011)3月8日改訂