中学一年生は、十月八日から二泊三日で房総半島にて研修を実施しました。 初日は、君津駅に現地集合した後、バスで鋸山へと移動し、登山を行いました。車内から富士山を一望することもできるような快晴に恵まれ、気持ちのいいハイキングになりました。千葉県外から通う生徒も多い中、鋸山の頂から内房を見下ろすことは新鮮だったようで、景色を楽しむ様子も見られました。 二日目のコース別学習は、事 前レポートにて十分な下調べを行ったため、各コース積極的に現地の人々や自然と関わり、理解を深めることができたようです。特に館山地区の戦争遺跡を巡るコースでは、戦後七十年という時間の重みを感じるいい機会になりました。 最終日の飯盒炊爨では、不慣れな手つきではありましたが、班員同士が協力することで、カレーを作り上げることができました。きっと、クラス内の親睦も深められたのではないでしょうか。 生徒にとってははじめての宿泊研修であり、期待と不安は大きかったと思いますが、目立ったトラブルもなく、良い研修になりました。 |
中学二年生二九二名は二泊三日で信濃研修を行った。 事前レポートを作成し、その過程で各自が信濃の歴史・文化・産業・地理また体験学習に関する知識を得た。その知識を持ち寄り、各班で話し合い現地行程表を作成した。鎌倉研修での成果を活かして準備を進めた。 一日目は上諏訪・下諏訪・岡谷で班行動をした。時計作り・機織りなど諏訪湖周辺の地域と関わり深い産業を体験した班も多い。夜には重要文化財の片倉館にて迫力のある御諏訪太鼓の演奏を鑑賞・体験した。 二日目は、班行動先を安曇野・松本・奈良井に移した。安曇野では多くの班が自転車に乗り現地の空気を感じながら各地を巡った。松本では城下町の風情を残した通りを抜け、松本城や旧開智学校を訪れた。奈良井では歩いて峠を越え、歴史に思いを巡らせた。 三日目は八島ヶ原湿原でハイキング。ガイドの方から湿原の成り立ちや保全についてお話を聞きながら、自然を満喫した。 三日間とも天候に恵まれ、無事に研修を終えられた。今回の研修を通してより一層成長し、ますます頼もしく感じる。同時に新たな課題も見えてきたので、今後の取り組みに期待している。 |
今年も各学年の研修旅行・修学旅行が無事終了しました。今年は全般的に天気に恵まれ、それぞれ充実した研修が実施出来たのではないかと思います。旅行の醍醐味は何と言っても現場に行けるということです。そこでしかわからないこと、現地の人とコミュニケーションすることで得られることは、本や勉強から得られるものとは違う新しい発見があります。グローバル人材の資質の一つに、自ら課題を設定し主体的に学び続けることがありますが、それを体現する良い機会と言えます。生徒の皆さんそれぞれが、意欲的な課題に楽しんで取り組めたのであれば、必ず将来の糧に繋がっているものです。SGHの取り組みもこれから後半戦を迎えますが、同じように活用を期待しています。 |