えんじゅ:311号  


 

 

帰国する留学生からのメッセージ


 二〇一七年九月から一年間本校に留学していた四名の留学生が留学期間を終えてそれぞれ帰国することになりました。  帰国に当たり、日本語でメッセージを寄稿してくれましたので、そのまま掲載いたします。

 こんにちは。この十ヶ月間色々なことを学んで、毎日を楽しく過ごせて嬉しかったです。皆さんのおかげで最高の思い出を作ることができ、成長できたと思います。先生方、いつも教えて下さってありがとうございました。この経験を大切にしてフィンランドに帰ります。皆さんが教えてくれたことを思い出しながら、日本語の勉強を続けます。  たとえ会えなくても、渋幕の友達忘れることはありません。ありがとうございました。
ヴェフヴィライネン

 こんにちは、どこかで出会ったかもしれませんが、九月から渋幕に留学したオーストリアのクルトです。まず、みんなさんが優しく受け入れてくれて、声をかけてくださったことに感謝しています。物事を決めることが苦手なので、空手道部や書道部など複数の部活で様々な学びができ、助かりました。  素晴らしい体験だったので、今後もこのような留学生受け入れプログラムを続けてください。よろしくお願いします。
クラト

 9月に渋幕に入ったとき何も分からなかったし、友達いなかったし、日本語がでにくかったです。それでもクラスメートは手伝ってくれたり、話してくれたり、笑ってくれて友達になりました。みんなと作ったたくさんの思い出をフランスに持って帰ります。部活の友達と大会を勝つために頑張ってすごく楽しかったです。先生方いつも手伝ってくれてありがとうございました。  この一年は本当にすごかったです。絶対に忘れません。一年間ありがとうございました。
デスコベス

 去年の9月から留学していたリナです。渋幕のハードな勉強と毎晩のバレエのレッスンだけでなく、ホームステイ先のライフスタイルにも合わせる生活は結構大変でした。ですが、渋幕の皆と一緒に過ごした時間や、文化祭、広島研修、スポフェス、応援団などのイベントの素晴らしい思い出がたくさんできました。  皆に出会えて仲良くなれて本当に嬉しかったです。皆と過ごした渋幕での日々は一生忘れない大切な思い出です。一年間本当にありがとうございました。
デウイント
 

褒賞


《ワンダーフォーゲル部》
◎千葉県高等学校総合体育大会登山大会・登山競技
 5位 菅野 大村 尹 田島 (10年連続入賞 18回目の関東大会出場権獲得)

《高校男女テニス部》
◎千葉県高等学校総合テニス大会
 男子団体 5位
 女子団体 5位

《中学囲碁同好会》
◎第39回少年少女囲碁大会千葉県大会
 個人戦準優勝 縣
 団体戦優勝 縣遼 藤田 石崎
(以上全国大会出場)

《中学サッカー部》
◎千葉市ユーススプリングカップ
 優勝(千葉市総体Aシード)

《中学陸上競技部》
◎第39回千葉県中学校陸上競技大会
 女子1年走幅跳2位 羽原
 男子1500m 2位 澤田

《中学書道部》
◎第34回成田山全国競書大会
 読売賞 小林

《個人》
◎第16回日本ジュニア数学オリンピック
 本戦進出 寺岡

《中学将棋部》
◎第14回文部科学大臣杯小中学校将棋団体戦
 千葉県大会 代表クラス優勝
  岩原 扇谷 縣
(東日本大会 出場決定)

《高校水泳部》
◎千葉県高等学校総合体育大会
 200m自由形優勝 今西
 100m自由形優勝 今西
 50m自由形4位 前田
 100m自由形7位 前田
 男子400mメドレーリレー3位
  前田 井出
  今西 永井
 男子400mリレー5位
  今西 前田 吉田 永井
 男子800mリレー6位
  永井 近藤 前田 今西
(以上関東大会出場権獲得)
 男子総合6位

《高校女子ラクロス部》
◎Teen's Cup 2018
 ナイスファイト賞 小暮
 ベストモチベーション賞 関根

《中学電気部・高校物理部》
◎知能ロボットコンテストマスターズコース
 優勝 多田 宇佐見 末野 吉川 目黒
  春名恵 松野
 準優勝・最優秀技術賞 西川 中島 石鍋 大川
  内藤 仲山
 2次予選進出 井上 松尾 浅海 榎本 大井
  長島 蔵本 福原 成田
 最優秀ビデオ賞 木村 伊藤 二宮 太田 立崎
  阿部 浜中 加納
 

知能ロボットコンテスト
(高校物理部・中学電気部)


 六月十六・十七日に仙台市科学館で行われた本大会は、ロボットが自分で対象物を見つけて運ぶ競技である。社会人や大学生が主に参加する大会で、本校からは、入門者向けのチャレンジャーズコースに二チーム、上級者向けのマスターズコースに四チームが参加した。マスターズコースではロボット「アルミラージ」が課題をほぼ全て達成し優勝した。準優勝はロボット「ぬおんぐとぴぐざむ」で、一つの機構で三種の対象物に対応し、二足動歩行ロボットを自作したことが評価され、大会で最も栄誉ある最優秀技術賞を受賞した。帰路、東北新幹線の故障で延泊したが、全員無事に帰宅。何重にも印象深い大会参加となった。