えんじゅ:161号
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本校では恒例である大学体験 講話(高2対象)および医薬系 大学体験講話(高1,2希望者 対象)が、卒業生4人、3人を 迎え、2月19日(水)、2月 22日(土)にそれぞれ実施 された。 高校2年のこの時期は、コー ス・科目選択を終えると同時に 自己実現に向け、気持ちの引き 締めの時でもある。それに合わ せ例年大学の説明会が卒業生を 招き実施される。話題の中心 は、受験への心構え、大学の特 徴および生活、高校2,3年生 当時に考えていたことなどであ る。
![]() 大学体験講話は、狩野さん (13期・慶應・法卒)、 仁田さん(15期・東大・ 経済3年)、池田さん(15 期・早稲田・理工3年)、丹 羽さん(15期・東大・理3 年)の4名を迎え実施した。1 人あたり15分程度の時間だっ たが、ユーモアを交えながらも 大学・学部の特色、受験校決定 の経緯、大学生活等の話が中心 となった。また、来校した卒業 生は、司法試験準備中、就職活 動中、大学院進学希望と様々な 状況にあったので、いろいろな 角度からの話を聞くことができ、 参考になることが多い説明会と なった。
![]() 医薬系大学体験講話は、木下 さん(15期・千葉大・医3 年)、米山さん(15期・ 千葉大・薬3年)、笠間さ ん(17期・千葉大・医1年) の3名を迎え、40名余の希望 生徒たちに、医薬系に係わる人 間はこうであって欲しい、受験 の厳しさ等々いろいろな観点か ら熱弁を振るってくれた。 それぞれの講話で印象的だっ たものを挙げてみる。大学体験 講話では、大学で何をしたいの かをしっかりさせること。大学 は本当に自由で、自ら望めば利 用価値の高いところであること。 学習に対するモチベーションを 維持するために、大学に行く 「言い訳(こだわり)」をしっか り持つこと。医薬系講話では、 学部選択が将来の仕事に直結す ること。受験だけでなく大学で の勉強も過酷なので、この道に 本当に進みたいのかを再度確認 すること。人と接する仕事なの で、人が好きでさらに人柄のよ い人を目指して欲しいというこ と。つまり、強い意志で臨まな いと道は開けず、人柄が問われ る職業でもあるということなの でしょう。 自ら望んだ世界へ踏み出した 卒業生の話は、自信に満ち、興 味深く魅力的であったと同時 に、説得力もあった。参加した 生徒たちは、ずいぶん勇気づけ られたことでしょう。 さて、先輩の言葉を受け夢へ の扉を開ける力にどう結びつけ られるかは、君たち自身のこれ からにかかっている。
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平成15年(2003) 4月 8日改訂